会社勤めをして改めて思った「人との交流があること」の純粋な嬉しさ。

新しい職場で働きだしてみると、あっという間に一週間が終わりますね。

会社のルールや新しく覚えなきゃいけないことなど、頭がいっぱいいっぱいではありますが、充実している感もあります。

 

会社員として働いているとごく当たり前のことなのですが、上司や同僚と話す機会がありますよね?機会があるというか、当たり前すぎて何を言っているかわからないかもしれませんが、単純に「人とのコミュニケーション」がありますよね。

 

これは職種にもよるとは思いますが、自営業で一人で仕事をしていると人とのコミュニケーションがほぼ無くなります。

 

特に僕の場合は工場でセコセコとものづくりをする仕事なので、1日の大半を一人で作業を進めていきます。一応家業を継いでいたので、家族とのコミュニケーションはあるのですが、上司とか同僚とかとの仕事の会話、日常会話、仕事終わりの飲みにケーションなど全くありません。

 

自分が社長なので上司なんていないのは当たり前ですけどね。

 

とりあえず簡単に言うと、いつも喋る人は身内がほとんどなので外からの新しい情報が全く入ってきません。閉鎖されたコミュニティで黙々と作業を進めるのは集中できる環境もであるのかもしれませんが、「今日こんなことを聞いちゃったよ!」「こんな面白いことがあるんだよ!」といったネットやテレビ以外の情報が何もありません。

 

職場に行くだけでも刺激があり、得られるものがある。

これは大前提として「その人の考え方次第」でもありますが、人の集まる場所に情報は集まるし、いくつもの知識が集まる場所に発見はあります。

僕自身、本来は「仕事なんてやりたくない」、「楽して生きていけるなら働きたくない」と思っていました。

あ、ごめん。今でも思ってます。

 

そういう逃げの姿勢から家業をやるようになり、閉鎖された場所で人に会わず黙々と仕事をしていようと思っていた時期もありました。これはアルバイトでも仕事でも同じことですが、仕事の内容そのものよりも、人間関係が一番大変です。

 

仕事の辛さって、大変だけど乗り越えることができます。

「明日の朝までにこれを1000個作らなきゃいけない」となれば、寝ずに仕事に没頭してこなすことも可能だし、それをやりきった快感すら感じてしまうくらいの変態気質も持ってます。

 

しかし「職場の○○さんがあなたの悪口言ってたよ。」なんて聞かされたらどうでしょう。仕事なんかどうだっていいけど、自分がどう思われているのか、他にも同じように言われているのではないか。それが気になってしまって・・・仕事に行くのも嫌になります。

でもそれも考え方次第で、その壁を越えると「別にどう思われたって自分は自分だ」と開き直って強くなれますのでそういう試練もアリだなと思えるようになります。

 

結局一人だとそういう感情の起伏も起こらない

大阪で働いていた時はミスして謝りながらも心の中では「このやろう!」って思ってました。フォークリフトのブーちゃん(豚のようなお兄さん)が「お前のせいで工場パンパンやないか!」と僕の作った企画に文句を言ってきたので、「文句があるなら後で僕のところに来てくださいよ!!」と言い放ち、ブーちゃんに対して僕の上司が対応してくれました。(僕は工場内をうろついていて本当に来たことを知らなかった。)

 

高校講師の時もそう、中の良い先生グループもあればソリの合わない先生たちもいる。大阪で精神的に鍛えられてしまった僕は「ヤマネコ君、学校って結構大変でしょ?」なんて心配されたけど、大阪に比べたら屁でもなかったし、こんなことで精神病んで休職してる先生がいるということもアホらしいと思った。

 

でもね、そういう感情が出るのだって人との関わりがなければ発生しないエネルギーなんだなって思ったわけです。一人で集中して何かしてるのは正直楽なんです。人と関わることはすごくエネルギーを使うことでもあるけど、それと同じくらい多くのエネルギーをもらうこともできるんです。(良いことも悪いことも)

 

人と関わっていることが純粋に嬉しいと思えた僕って、まさか悟りを開いてしまったのではあるまいか!!Open the SATORI!!

 

 

僕の生涯の目標の言葉

竹のようにしなやかな心を持つこと。

そう!BAMBOO HEART!!!

 

心が折れるとササクレるんだけどね☆