「ヘッドホン」SONY　MDR-7506のイヤークッション交換

結構長いこと使っているSONY　MDR-7506のイヤーパッド（耳に当たる部分のクッション）がボロボロになってきたので交換することにしました。

このままで使えないってこともありませんが、パッド表面の合皮？ビニール？が細かくポロポロ剥がれてくるし、このまま使用すると耳の周りに真っ黒い破片がこびり付きます。見た目も良くないし、ゴミがポロポロでるし良いことなしです。とりあえずアマゾンで検索すれば出てくるだろうと見つけたのがこれ。

ノーブランドだから安い！

しかもこれ、関東への配送料無料になってました。300円ちょっとで買えるならもっと早くに買っておけばよかったよ・・・。耳が真っ黒にならずに済んだのに・・・。

Amazonプライムになれてしまってるので届くにはすごく時間がかかったように感じました。でも実際には一週間くらいかな。

嫁ちゃんから「北朝鮮から荷物届いていたけど何か記憶ある？」ってメールが来まして、「なにそれ！そんなのなにも注文してないけど！！」って思ったら、ノースコリアとサウスコリアを勘違いしてたようです。

韓国（サウスコリア）から届いた黒い小包。怪しい感じ（笑）

中身はちゃんとヘッドホンのイヤーパッドでした☆

なにも難しいことはありません。まずは純正のボロくなったイヤーパッドを取り外します。ちょっと力を入れて引っ張れば簡単に取り外せます。この時にどのようにはめ込まれているか確認しておきましょう。

ハウジングには金属のカバーがされてますね。その周りにはリング状のスポンジが貼られています。

粘着テープが弱くなっていたのでポロっと取れてしまいました。スポンジ自体が劣化してちぎれやすくなっているので再利用せずに処分することに。再利用するならノリやボンドで貼り付け直してもいいと思いますが、これらのゴミがハウジング内に入る方が嫌なので新しいものに変えるか、取り外してしまった方がいいかも。

取り付けは溝に沿ってイヤーパッドをはめ込んでいきます。滑って取れやすいので指で押さえながら端から順に入れていくのがコツ。慣れてしまえば難しくはありません。

はい！取り付け完了！新品イヤーパッドは気持ちがいい！！

Amazonレビューを見ると純正より硬いとか、音が少し変わったなどありますが、もともとの状態からだいぶ変化してしまっているので「イヤーパッドによる音の違い」なんて全くわかりません。

むしろ新品イヤーパッドで気分がいいので「気持ちよく音楽が聴ける」という心理的なプラシーボが強いかも。

このMDR−7506はポータブルできる（折り畳める）モニターヘッドホンとして、特に楽器をやる時に活躍してくれます。僕の場合はシンセサイザーで音を作る時や音をミックスしたり、動画編集などで使うことが多いです。クセが無く素直な音をそのまま出してくれるので細かな音を聞き分ける時などに重宝します。

音楽鑑賞用としては「面白みに欠ける」などとネット上で書かれているのを見たことがありますが、録音の質や楽器の鳴り方がそのまま聞こえるので音楽ではなく「音」として聞こえやすいのがそういう印象を与えてしまうのかもしれません。

音楽を楽しむ人よりも、音楽を聞いて学ぶ人（耳コピ、演奏方法を学ぶ）に最適かな。

ちなみにこのMDR−7506には２種類の箱があります。透明のブリスターパックに入ったものと、白箱と呼ばれる白い紙の箱に入ったもの。ブリスターパックは海外輸出版で白箱が国内版らしいです。

僕は白箱のMDR−7506を求めて大阪の街を歩き回りました（笑）

噂によると音の鳴る部分（ハウジング）に使われているマグネットの種類が違うようです。ブリスターはネオジウムマグネットとサマリウムコバルトマグネットが混在、白箱はネオジウムマグネットとなってます。音の違いについては・・・興味ある方は検索してみるといいと思います。

イヤーパッドがボロいだけで、扱い方も雑になってしまう。

安い部品なんだから早めに交換しちゃおう！

(･ω･)/なんくるないさー！

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