小さいノートを生活の中にプラスするだけで起こる大きな変化
結論「小さいノートは自由に扱えるから生活に取り入れてみようぜ!」な本
以前にTwitterで見かけて「読みたいけど、買うかな、どうかな?」と悩み続けていた本をやっとの思いで購入してみました。
小さいノート活用術 著:ウェブマガジン『毎日、文房具。』編集長 髙橋拓也
僕自身、手帳を持つようになった元々のきっかけは小さいノートを持ち歩くところから始まりました。
今で言うところの「ライフログ」に興味を持ち、その当時ネットで見かけた「ユビキタスキャプチャ」(見たもの考えたものをなんでも記録していく)がすごく面白そうだったというのが始まりです。
そこから測量野帳、MOLESKINE、ほぼ日手帳、システム手帳と言うふうに興味の世界が広がっていきました。
手帳を使うようになると書けるスペースが限られるので何でも書けなくなるし、かと言ってノートだけだとスケジュール帳としては使いにくかったり。
そんなのを試行錯誤してカスタムしていくのが楽しみでもあり、もっと自由にあれこれやりたいと思ってシステム手帳を持つようになったりしながら結局は手帳を3つも4つも持ち歩く状態になりました(爆)
そういう人・・・いっぱいいるよね?
ノートや手帳に興味を持っていると言うことは今までそういった類の本はかなり読んできました。雑誌などでも特集されれば買ってたし、大体は知っている内容だったりするんですけどね。
だからもうこういった本はいいかな・・・とちょっと距離を置いていたのですが、最近になってまた「来年の手帳はどうしようか。シンプルに一元化したいのだけど・・」と考えながらAmazonを覗いていたらシステム手帳リフィルを買うついでに本もポチってしまいました。
最初にも結論を書きましたが
「小さいノートは自由に扱えるから生活に取り入れてみようぜ!」な本
です。
自分自身が今までやってきたことなども多く書かれていましたが、改めて読んでみると「そうだよね、ノートの使い方ってこんなふうに自由でよかったんだよね」と再確認できるものでした。
僕も仕事中に小さなノートを必ず持ち歩くようにしています。
僕の仕事は手が汚れる機械仕事なので紙の表紙のノートだと油で真っ黒になってしまうためモレスキンのような雰囲気のアレ、そうダイソーなどの100円ショップで売っている通称「ダイスキン」を使っています。
これだと表紙の汚れが目立たないし、汚れても拭き取ることができるし、ハードカバーなので持って書きやすいし、パッと見た感じがモレスキンのようだし気に入っています。かれこれ5〜6年くらいはリピート買いしているお気に入りのノートです。
これに何を書くかというと、やらなくてはいけないこと、ふと思いついたこと、忘れちゃいけないこと、仕事の内容も家の用事も「思いついたこと」は基本的に何でも書くようにしています。
それと「覚えておかないといけないこと」があるとそれがずっと頭の中に残ってしまうので忘れても良いように基本的には書き出して頭をスッキリさせます。
頭はクリエイティブに働かせたいのに「覚えておかないといけない」ものがあるとそれが妨げになりそうではないですか。とりあえず記憶に頼るのではなく「記録」しておけば忘れてしまっても見ればいいだけなのでストレスも少なくなります。
それと最近持ち歩いているのがマイクロ5と呼ばれるミニ5穴のシステム手帳です。
リング径がそもそも小さいのでどう使うか悩んでおりましたが、最近はアファメーションノートとして活躍しています。
アファメーションとは
アファメーションとは、なりたい自分になるための言葉による思い込みづくりのことで、「肯定的な自己暗示」「肯定的な自己説得」「肯定的な自己宣言」とも言われます。 簡単にお伝えすると、なりたい自分にふさわしい文言をつくって、何度も言ったり、見たり、聞いたりすることで、自分自身に健全な「思い込み」をつくることです。
他にも読んだ本から気に入った言葉を書き抜きしたものや、大好きな岡本太郎さんの絵や言葉を入れていたりします。要は自分のモチベーションを上げるためのノートです。
最近はここにマンスリー(月間カレンダー)リフィルを入れてスケジュール帳として使っています。
手帳やノートをひとつにまとめて「一元化」したいと思いつつ、一元化すると何でも書き込めるようにとどんどんサイズも大きくなるし重くなるしで「持ち運びが大変」になります。
そんなこんなで2021年の手帳もA5サイズにしちゃおうかななんて思ったものの、持ち運びの点からバイブルサイズに落ち着くかなといったところです。それと小さなノート類を活用しながら情報を集約できたらいいのかな?なんてこの本を読んで思いました。
この本に「小さなノート」の使い方としてこのような文章が載っていました。
雑多で十分、ゆるく、長く、小さなノートを続けていきましょう。
手帳もノートも「使い方」を決めすぎると逆に使えなくなっていってしまうもの。とりあえずどんな使い方でもいいから「使い続けてみてよ」という著者の「一緒にやってみようよ!」感が伝わってくる言葉です。
僕自身はこの言葉が「ブログ」にも当てはまる気がしました。
僕のブログ・・・雑多なブログなんです。
日記なのか、商品レビューなのか、本のレビューなのか、単なる考え事なのか、物を作った解説記事なのか・・・何だかよくわからないような雑多なブログなんです。
でも「小さなノート」のように自由であるブログでもいいんだって思ったのです。
雑多で十分、ゆるく、長く、ブログを続けていきましょう!
こんなふうに言われているように感じたのです。(勝手な解釈)
小さいノートのような「何でも自由に書き込めるブログ」
何これ!最高じゃん!!!
僕のブログのコンセプトにするわ!
そう思える一文に出会えただけでも、とても良い書籍です♪
さぁ手帳沼にズブズブ入り込んでしまって抜け出せないあなたも
ブログの方向性を迷ってしまって抜け出せないあなたも
小さいノートを使って新しい発見してみませんか?!
2021.2.17追記
「小さいノート」の活用例として自分なりのひとつの回答がこれ。
「読む為にずむ」さんに寄稿させていただいた記事です。
小さいノートってデザインがすごく豊富で、カッコいいものから可愛いものまでたくさんあります。それでいてサイズが小さいのでお値段も比較的安い。
ただ問題は「小さすぎる」と何に使おうか用途に困る・・・。
メモ帳としてはちょっと書きにくかったりするのだけど、その小ささは「いつでも持ち歩ける」という点に特化しているんだよね!