ものづくりする人は指を怪我してはいけない!ちょっとの気のゆるみが事故を招く。

怪我をした内容の記事です。打撲の写真を載せてありますが、怪我画像など苦手な方はご遠慮ください。(;´Д`)

 

 

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今日は作業を進めていこうと昼前から集中してものづくりにとりかかりました。やる気スイッチが入るとご飯も忘れて黙々と作業をしてしまいます。勢いがついてくると止まるのが嫌になりますね。慣性の法則のように「動くものは動き続ける」状態です。

さてここで10mmの厚さの鉄板の切断に入ります。幅は約100mmほど。今まで何度も切っているのでいつものように作業を進めていました。大きさ的に挟み込み固定することができないので左手で押さえたまま切断作業になります。

「今この材料切らなくても、鋼材買ってきてそのお店で切ってもらった方がいいかなぁ」なんて考えつつ。うちの高速切断機ではちょっと厳しい大きさなんですね、切れなくはないけど切るのが大変。それでも今まで切ったりもしているのでそのまま作業を進めていました。

 

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そしたらバーン!という勢いとともに砥石が鉄板に食い込んで急停止。添えられてた左手は鉄板の奥側と鉄板の間に勢い良く挟まれて激痛!Σ(`Д´)

 

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激痛に襲われながら軍手を脱ぎ捨ててみたら人差し指の爪のところが内出血してます。悶絶しながら流しのところで指先を冷やし、あまりの痛さにうずくまっていました。というか何もできませんでした。

昔高校の先生にこんな風に言われました。

「ものづくりをする人間が指を怪我したらいけない。」

 

指を怪我するとあらゆることができなくなります。摘んだり、引っ張ったり、回したり、感触を確かめたりとあらゆることが出来ません。当たり前のことですが、ものづくりをする上でものが作れなくなるというのは致命的なことです。しかし残念ながら僕は怪我をしてしまいました。

ちょっと工夫をすれば防げた事故です。クランプ(挟み込むもの)にしっかりと掴めるようにすれば万が一刃が食い込んでしまっても機械が止まるだけですみました。「たぶん大丈夫だろう」という考えが引き起こした事故ですね。自業自得です。

 

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他の指はしわしわですが人差し指だけまんまるに腫れてます。ジンジンと痛みが襲ってきます。無意味なの分かっていますが口から出る言葉は「痛いイタい」だけです。ずっと痛いと言ってます。(現在進行形)

あまりに痛くて何もする気もおきないくらいです。起きてるのも辛いので昼寝をすることにしましたがあまりの痛さで途中何度も目が覚めます。それでも2時間くらいは休めたかな?正直このときにすぐに病院行っていればよかったですね。きっと打撲程度だろう、もし骨折だとしても何も処置できないだろうと思ってただガマンしてただけでした。

 

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目覚めてみたら指先が紫色に。せっかくの土曜日だというのに・・・「なんて日だっ!!」

あまりに痛みが増してきたのでロキソニンを飲んでガマン。飲んだのに全然痛みが収まりません。(´・ω・`)

結局夜の8時半を過ぎたくらいに「やっぱり病院いこうかな」なんて思い立ったものの、電話をしても「眼科の先生の診察になりますがよろしいですか?」って、いや良くないです。「レントゲン撮れませんけどいいですか?」いや、むしろレントゲンが撮りたいのです。

こんな遅い時間からじゃ対応も出来ないようなので様子をみることにしました。今もこうしてパソコンのキーボードを打っていますがジンジンと痛み、さらに痛みにも波があって一人悶絶してます。

決められたルールを守れずに怪我するのは自業自得ですが、ちょっとくらい大丈夫だろうと気を抜いてしまうことはあります。今までが大丈夫だったとしても「やってからでは遅い」ので特に安全面に関わることは注意しましょう。そう自分に言い聞かせます。