手帳術3「実行編」メモ帳を持ち歩こう☆

手帳術なのに、メモ帳も持ち歩く?
メモは手帳に書けばいいんじゃないですか?
と、思いますよね。
 手帳が手元にあってすぐに開ける環境であればそれでもいいと思いますが、それとは別に小さなメモ帳を持ち歩くことをオススメします☆
 それと重要なものがボールペンです。紙というのは結構どこにでもあります。財布のなかにはレシートがあったり、カバンの中には何かしらの紙切れがあったり、書こうと思えばティッシュペーパーにもメモすることができます。しかし、ペンというのはどこにでもあるものではなくて、急いでメモを取りたければ銀行にでも寄れば紙とペンが使えるかもしれませんが実用的ではないですね。だからせめて、ボールペンだけでもいつも持つように心がけてください。
 ちなみに、工業高校生であれば作業着に必ず1本はボールペンを入れておくように教えられます。1本のボールペンを持つか持たないかで仕事や勉強に対する意識、周りから受ける影響等、今後の人生は大きく変わっていってしまいます。
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さて、私は手帳を持ち歩き様々なことをメモするようにと進めていますが、なぜそれ意外にメモ帳を持つことを進めるのかというと「心のアンテナの受信感度を最大限に広めておくため」です。
もっと細かく言えば、「情報の濾過をするためのフィルター」が持ち歩くメモになります。
システム手帳を開いている時というのは、大抵は椅子に座り机があるような場合です。物事を深く考えたり、今後の予定を考えたりするような時です。
一方、アイデアが「ポン!」と閃くのは何かをやっている時です。現代で言えば「寝てるとき・乗り物に乗っている時・トイレ中」などでしょうか。または入浴中など。
そんな時というのは手帳を開きにくい環境です。開けたとしてもメモページを探し、きれいな字で書くのは難しいです。
自分はよく車の運転中に閃いたりしますが、信号待ちでメモを書こうと思っても青になってしまったり、急いで書くとなるとかなり雑な文字になってしまいます。また、寝ていてふと閃いたとしても、暗い中で必要なページに書くとなるとかなり難しい作業です。
そこで手帳とは別に「メモ帳」を持ち歩くことをオススメします。まずはメモ帳に「一次メモ」。
いらないものはそのまま捨ててしまいます。(お買い物メモなど一時的なもの)
アイデアなどのヒラメキメモは二次メモとして手帳に書き写します。
一次メモとしてフィルターをかけることで、手帳の中のメモは二次メモとなり重要な情報が集まった状態になります。
前にも書きましたが、頭は「覚えておく」ために使うのではなく「考えるため」に使いましょう。ほんの些細なことでもまずはメモとして書き出しておいて頭をクリーンな状態にしましょう。必要だと思う情報は手帳に書き写し、考える種にしておきましょう。
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フランス製のメモ帳 ロディア
オレンジのカバーが撥水性の紙になってます。防水ではないです。
だからまずは小さなメモ帳とボールペンを沢山買って、家のあちこちに置いておきましょう。
自分の部屋、ベッド、トイレ、洗面所、キッチン、もちろん自分のカバンの中。ペンは多めに入れておこう。
いつでも書ける環境だと、心の安心感からアイデアも出やすくなります。やらなきゃいけないこともまず書いておけば覚えておく必要はなくなります。そしてテレビを見たり、人から聞いて気になったことをメモしておくとその情報は知識として役立てることもできます。
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紙がフィルムのようになってる防水メモ。雨の中でも水の中でも書けます。
(ボールペンは油性がいいよ)
 まずは気になったことは何でも書きましょう。学校の先生の話を聞くときだってメモを取っていたら「なんて真面目な生徒なんだろう」と気にかけられます。
「周りの人はそんなことしてないよ」なんていうなら、なおさらです。だからこそやる価値があるのです。社会に出てからも同じです、メモを取る社員はそれをやらない社員よりも良く見られます。
「メモなんてとってないで頭で覚えろ」という上司もいるでしょうが、その上司が本当に才能があるかどうかはまた別の話です。とりあえずは覚えたフリをしてあとでメモしておけばいいでしょう。
と、話がズレかけてきたのでこの辺まで。
まずはメモ帳とボールペンを持って情報探しの旅に出よう☆