先週の仕事帰りにいきなりエンジン警告灯がついて、今までにない振動を感じました。加速しようとするとバスバスバスバス・・・なんだこれ・・・かっこいいではないか!
いやいやいや、警告灯ついてるし明らかにエンジンの調子が悪い。そもそも加速感が弱い。4気筒のうち一発爆発してない?そんな感じがします。
そして車の調子が悪くなった日の次の日にバイクのエンジンが焼きつきレッカーされました・・・何か憑いてる??
車もバイクも・・・運が悪いのか?いや、これは僕の扱い方が悪かったのだ。そもそもスピードを出すような車やバイクではないのに無理させて走らせていた。洗車もろくにせずに、「汚い=かっこいい」だなんて思ってたけどただ汚いだけだった。使い込まれてメンテされて古くてもコンディションバッチリなのがかっこいいんだ。僕は勘違いしていた。だから・・・だから・・・
まずは洗車だ!!(この車買って初めてカーシャンプー使ったわ。洗車はこれで4回目。3年も乗って4回目!)
わー、ピカピカやぁ!キレイになりすぎて逆にボディーのアラが目立つわぁ。
さぁ車のエンジン不調の原因を探るべく、いつものバイク屋さんへ向かいますよ。
クラッシックカーやビンテージバイクならそう「雀自動二輪」!
さぁエンジンを見てみよう!
とりあえず症状から探るに怪しげなのは電装系。プラグ、プラグキャップ、コード、コイルあたりを探ります。
エンジンからプラグキャップを抜き取り、プラグもそれぞれ外してみていきます。
外したプラグキャップ。
ちなみに抜けなくて困っていた4番目のプラグキャップなんですが・・・
この一番奥の4番目ね。上に抜こうとしてもボディと干渉して抜けないんですよ。そしたら後ろの席に・・・
サービスホールがありました。普段はゴムキャップが被っているし、何のための部分かわかりませんでした。
この穴からキャップやプラグを抜き取るんですね!
まずはプラグの点検です。BRISKというメーカーのもので、型番はDR17YCです。
プラグキャップの差し込み部分がバイクと同じようにネジになってます。これふつう車であればもう一回り太い接続部になっているようです。
焼け具合は問題ないけどギャップ(電極の隙間)がそろっていないようなのでそれを調整してプラグは戻しました。
するとここで以前のバイク屋(古河モーターサイクル)の店主である長谷川さんが登場。「もしコイルがダメだったらこれが使えると思うよ」と予備のコイルを持ってきてくれました。
そしてワズの方のコイルをテスターでチェック。コイルそのものは壊れていないもよう・・・。
そして次にプラグキャップの抵抗を調べてみると・・・4番目のプラグキャップだけ導通がありません。どうやらこのプラグキャップの中の抵抗または配線が断線しているとのこと。
とりあえず使えそうなプラグキャップがあるかもしれないと、雀自動二輪の店主である柴田くんがワズに使えそうなものを探してくれました。しかしワズのプラグキャップは長さが17〜18cmほどあり、バイク用ではどれも短すぎて装着できません。
そしてなんとか使えそうなものを見つけてくれ、とりあえず応急処置ということで配線を延長して繋いでくれ、このように仕上がりました。
ジャジャーン!次回の交換作業が楽なようにと2番のプラグキャップを応急処置で繋げました。
ワズで使われているプラグキャップの抵抗値が5オームくらいで、たまたま見つかったこのプラグキャップも5オーム近いということでちょうど良かった。多少抵抗値が違ったとしても使えるとは思いますが、僕は電気が苦手なので詳しいことはわかりません。
この後試走してみたところ、加速時の振動やバスバス排気音など無くなりました。ちゃんとエンジンが動いております!( ・ω・)ノ
この修理から三日が経ちましたが問題なくワズは元気に走り回っております☆
今回の作業でわかったこと
今までの経験で電気系が故障したことがなかったが、「電気系統はあっけなく逝く」ことを学んだ。3年間も乗りっぱなしでプラグも交換していなかったので予備部品も含めて、プラグ・プラグキャップ・プラグコードくらいは買っておこうと思った。
そして今までの車の扱い方を反省し、その車に見合った運転の仕方をしなきゃいけないなと学んだ。(車だけでなくバイクもね)
ほぼメンテナンスフリーな日本車と違って、「メンテナンスが基本」の車を乗りっぱなしにしてはいけない。そしてちゃんと知識も身につけないとね。
とりあえず現段階では応急処置なので、早いところプラグキャップも買い直さないとね!