特別仕事が好きなわけではないのだけれど、「仕事の時間」があった方が良いと感じた。

僕は今現在、自動車部品の製造現場で働いています。

 

治具に部品をセットして機械のスイッチを押すと

部品が溶接されて製品が完成する単調なお仕事です。

 

正直なところ、テクノロジーが進化して

コンピューターやロボットに仕事を奪われる

というのであれば奪っていただきたい!

 

しかし実際のところはコストの問題や会社の規模によって

そういったものが出てきても人がやらないといけない仕事は

まだまだ減らないのでしょう。

 

誰でもできる単調な仕事ですので

集中力も長くは続かないし飽きるし眠くなります。

 

でもふと気がついたんですよね。

こういう退屈な時間は考え事をするのにすごく適しているなって。

 

 

家にいて好きなことやっている時は「思考する」という

行動をあまりしていません。

でも仕事をやっているときはめっちゃ色んな考えを

巡らせているんですよね。退屈だから(笑)

 

目の前にある製品について考えながら作業しろ!

っていうのが正論なのかもしれませんが、

体で覚えてしまえば考えることなく部品をセットし

図面通りのものを淡々と作り続けることは可能です。

 

それよりも「家に帰ったら何をやろうか」、

「今度の週末は何をして過ごそうか」

「どんな内容のブログ記事書こうかな」

「あ、帰りに夕飯のおかず買っていかないと」

「今度草刈りやらなきゃだ」

「バイクの整備しておきたいなぁ」

「今のこの仕事を続けていっていいのかな」

「自分が本当にやりたいことは何だろう」

といったことが次々に浮かんできます。

 

もちろんこれらは必要であればすぐにメモを取っておきます。

 

これがもし家で・・・例えばゲームを1日中やってたとしたら

ほとんど考えることは無いでしょう。

 

単調で退屈な時間は無駄なものだと思っていたけれど

そういう時間があるからこそ「色々と考える時間」に

なるのだということがわかったのが最近の気づきです。

 

もちろんいつもがそんな毎日なわけでは無いです。

仕事の段取り考えて予定を組み立てることもあるし

ゼロからものづくりをしなきゃいけないクリエイティブな

作業もあるし、時間に追われて目の前のことに一心不乱に

取り組む場合もあります。

 

仕事の内容によっては「退屈そう」だけど

本当に退屈では無いんだなぁ(人によるか)という

のが気づけてよかった。

 

これで仕事をがんばれそう!