ブログ本来の「ウェブログ」を見直してみる
ブログとはもともとWeblog (ウェブログ)と呼ばれていて、インターネット上の Log(日記・日誌)なんだよね。
最近はブログについて調べようとすれば必ずと言っていいほど「稼ぐ」というキーワードがついて回っているように感じる。むしろ「稼げないブログならやる意味がない!」くらいに。
わかる、わかるよその気持ち。
僕自身もブログで稼げたらいいなーっていう願望を持っているもの。
今まで書いてきた記事の中にも、それを意識して書いていたものもたくさんある。
実際にGoogleアドセンスも設置してあるし、Amazonアソシエイトも登録してある。
だからブログで稼ぎたいという願望は実際に今でも持ち続けている。
否定されがちな日記ブログ
その一方、そんなことはいっさい気にせず思うがまま、感じるまま、日々の出来事を書いていくようなブログもやりたい。誰かの役に立つことなんか意識せず、本当の意味でのウェブ上の日記を残したい。
でも「ブログで稼ぐ」を意識しているとそういった「単なる一般人の日記」は書く意味が無いものとして扱われる。
「稼ぐブログ」を作りたいなら誰かの役に立つ記事を書く。
でもそれって、楽しみとか趣味とかでやるブログじゃないよね。
副業としての「仕事」みたいな感じ。だからこそ多くの人がチャレンジするし、多くの人たちが挫折していく。
僕も今のこのブログで、「稼ぐブログ」と「日記的なブログ」を試行錯誤しながら9年間やってきた。
その葛藤の末、ブログサービスを何度も変更したりドメイン変えて読者減らしたり記事の引っ越しで間違って200記事消しちゃうことを経験してきた。
そしてまたWordPressのブログを立ち上げては方向性に右往左往している途中でもあります。
画像クリックしてみな、飛ぶぞ!
とりあえず立ち上げ当初は今まで作ったものやカスタムしたものを中心に書いていこうと思い「工作ブログ」としました。
でも現在は工作をできる環境が自分に無いのよね。
以前は実家で働いていたので工場の機械を自由に使えたからいろんなものを作れたけど、今現在は簡単なレザークラフトや塗装くらいしかできない。
簡単にいうと今後の伸び代がない。(爆)
だから近いうちにブログタイトルと方向性変えていきます。
そこでふと思ったわけ。
このはてなブログは将来の自分が見るための記録としてのブログにしようか。
そしてWordPressの方は自分の好きなことを発信し、誰かの役に立つブログにしようかと。
はてなブログを日記として使うワケ
僕がブログを書く理由の一つとして考えているのは「生きた証を残したい」というもの。
だから僕がいなくなった時でも、ネット上に僕の生きた証が残るようにしたい。確実に残るようなものでなくとも、少しでも長くネット上に漂っていられたらいいな!という気持ちがある。
完全なる日記をWordPressなどに書いたらどうだろう・・・サーバーやドメインの更新ができなくなった瞬間(サーバー代、ドメイン代を支払いしなかった時)に僕のブログは消え去ることになる。
これがはてなブログであれば課金されなくなった瞬間に「はてなpro」ではなく通常の無料会員に戻るだけなのでブログそのものは消えることはない。
「はてなブログ」そのものが無くなるなんてこともゼロではないが、少なくともWordPressより安心して記録を残しておくことができるのがポイントだ。
WordPressのブログを発信としてのツールとして使う
WordPressでブログを作ると、デザインや細かな設定まで自由自在に作り込むことができる。
・・・らしい。
僕はそこまでできないが、ブログサービスを使うより自由に書ける(利用規約を気にしなくていい)しカッコいいデザインから可愛いものまで思い通りにカスタムができる。
自由度が広い分、扱うために学ぶ必要もあるしブログそのものを自分で管理する能力も必要になってくる。
けれどもだからこそ、ネット上に自分の城を築くようなワクワク感も感じられる。
おっと、WordPressのブログの話はここまで。
つまり、そういった自分で管理しなきゃいけないという「面倒くささ」を気にせず、日々の出来事や自分しかわからないようなことをひたすらネット上に吐き出す場があってもいいと思うのね。
僕はそれらを両立できなかったので、結局ブログを2本持つということになりました。
日記ブログはネット上だと「稼げないから」という理由で否定されがちなのだけど、みんながみんなブログを稼ぐためのツールと思っているわけではない。
ウェブログという本来のブログのあり方も、もっと広まっていってほしい。
ということではてなブログでは今後、誰も読まないであろう日記をダラダラと未来の自分のための記録という意味で書き綴っていきたい。