カワサキW650のアンダーガード作成(前編)

こんにちはヤマナカ(@miapom)です。

友人からカワサキW650のアンダーガードを作成してほしいとの依頼を受けて、現在ちょっとずつ作成しております。

 

 

社外品のアンダーガードも売っているのですが、僕に製作を依頼してくれるなんてありがたいですね。魂込めて作ります♪

 

材料は何にしよう?アルミか?ステンレスか?

 

削ったり穴をあけたりするにはアルミの方がやりやすいのですが、ステー類は溶接で取り付けようと考えているのでステンレス板を加工して作りたいと思います。

アンダーガードと言ってもオフロードバイクのように直接地面や岩にヒットさせることは無く、フロントタイヤの巻き上げる小石などからエンジン・オイルフィルターを守るために装着したいとのことでした。

 

ステンレスは溶接性もよく、素材そのものの光沢も好きです。現車あわせで型紙(段ボールで作った)を用意し、その寸法などをステンレス板に書き込んでいきます。ただ直線的に切ると台形になるので、ちょっとR(曲面)になるようにけがきました。

 

シャーリングという機械があれば一直線にバツン!と簡単に切れるのですが、うちにはそれがありませんのでグラインダーでカットしていきます。電動糸鋸などもありますがステンレス板は硬いので機械側が負けてしまいすぐに止まってしまいます。パワーのある電動ノコギリ欲しいです☆

 

 

直線に切ったあとはグラインダーで曲面に削っていきます。変にグラインダーに当てると板が曲がってしまう場合もあるし、力を入れすぎては削りすぎるので慎重に作業を進めます。

 

荒削りをした側面をヤスリで整えていきます。力の加減でけっこうボコボコしてしまっているのでここで最終的な形を整えます。この微妙な曲面は完成したあとにはほとんど気づかれることもないのかもしれませんが、直線的にするよりもシルエットがセクシーになるのではないかと思っています。

 

出来上がらないとわからないけど・・・。(笑)

 

 

ヤスリで整えたら仕上げにサンドペーパーで磨いていきます。バリ落としをしながら微妙な凹凸が無いか指でなぞりながら確認をします。大きな凹凸があるようならまたヤスリがけを行い→サンドペーパーで磨く。

 

ここで一度友人に来てもらって角度決めを行います。本当なら最初の時点で角度を計ってしまえばよかったのですが忘れてました・・・。

 

左の長いやつがフレーム角度をかたどったもので、右Ü字型のは固定するフレームの太さを型取りました。僕の場合は計算して角度をどうこうするというよりも、基本的に現物合わせで作業を進めていきます♪

 

 

角度を取ったアルミ棒に合わせてステンレス板を曲げていきます。

曲げすぎると戻した時に歪む可能性があるので「やりすぎない」ように少しずつ角度をつけていきます。アンダーガードというより、前面ガードですかね。W650は空冷なのでフィンにかからない長さで作ったはずですが今後の仕様変更もあり得ます。

 

とりあえず今のところはここまで。今後は長い部分(下側)をカットしてステー溶接の手前まで作業を進めます。

 

とりあえず自分もバイクに乗りたい!!早く梅雨明けないかなぁ♪

 

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