たまにはオイルでも塗って経年変化を楽しむのも革製品の魅力
頻度で言えば半年に一回くらいなんだけど、昨日ふと思い立って革製品にミンクオイルを塗ってメンテナンスをした。
使ってるオイルにこだわりは無く、靴屋とかホームセンターで売ってるものを使っている。
展示されてるカッサカサのクッタクタのトラベラーズノートも魅力的なんだけど、なんだか使いっぱなしってできないのよね。
なので半年に一回はオイリーになる僕の手帳を紹介する。
トラベラーズノートパスポートサイズ(青)
購入して2年ほど、中にはノルティとメモ帳、クラフトファイルとコットンのジッパーケースを入れて普段持ち歩き用のスケジュール帳になっている。
初めて東京駅のトラベラーズファクトリーに行った際に記念に買ったんだけど、特に東京駅限定とかではなく普通のやつ。青だけど色味が濃いのでパッと見た感じは黒っぽい。
トラベラーズノート レギュラーサイズ(茶)
社会人2年目くらいで購入したので、多分・・・17〜8年前くらい?一時期とても良い色に育ってたんだけど、表面の汚れを取るのにお尻拭きを使ってみたらめっちゃキレイに落ちちゃってね。
その後、内側に貼ったシールタイプのポケットは糊残りが酷く、アルコール染み込ませて削り取ったらして現在にいたる。
名前はハンダゴテを使って焼いて書いた。
今は家族と出かけた時などの思い出残す用ノートとなっている。
BREEのバイブルサイズシステム手帳
これは社員人1年の時なので18〜9年前くらいで大阪のBREEストアで購入。もともとはヌメ革の色で、緑に塗ったり黒に塗ったりして今にいたる。
一時期システム手帳を使わなくなり、金具外してノートカバーとして使った時もあった。その後またクラウゼの金具購入して取り付け、今はフランクリンプランナーのリフィルを入れて家用の手帳として使っている。
アシュフォード レクタングルオルターM5
マイクロ5の手帳でどうしても欲しいと思ったデザインだったのがこのレクタングルオルター。角の金具とかが高級感があって良い。
本から好きな言葉を書き抜いたものや、自分を勇気づけたり震え立たせる言葉を書いたリフィルを入れ、読むための手帳として使っている。
プロッターM5みたいな「自作M5手帳」
プロッターのマイクロ5が欲しかった時期、あまりの人気にどこにも売っていなかったためトラベラーズノートパスポートサイズ(黒)をベースに作った自作手帳。
バックプレートは真鍮の板を使い「MIAPOM」の名前を刻印した。一応プロッターと同じ作り方で作っている。わざわざガスバーナー買ってロウ付けしたのも良い思い出。
プロッターぽいデザインにシールタイプのポケットは貼り付けたくなかったので内側に革を縫い、ポケットを作成した。
コードバンの財布から作ったM5
コードバンの手帳が欲しかったけど高いじゃない?じゃあ使わなくてなった財布を部品として初めて作ったのがこのシステム手帳手帳。
金具はネジ式なので作るのは簡単だが、コードバンは薄く処理されてるので厚みを出すために別の革を縫うのが面倒だった。
でもさすがコードバン。自分が持っている手帳のなかで一番テラテラに輝いていた。
嫁ちゃんのトラベラーズノートパスポート(茶)
嫁ちゃんが昔使ってたやつをもらったやつ。今はとりあえずメモ帳だけ挟んでいる。
最近トラベラーズノートをカスタムしたい欲求が出てきたのでこれをベースにやってみようかなって思っている。
今回、ミンクオイルをヌリヌリしながらいくつかの手帳との思い出を振り返ってみた。革製品は時間の経過とともに変化を見せてくれるのが楽しい。
手帳表面の傷や凹みは、自分と一緒に過ごしてきた証でもあるんだよね。
そんな時間の流れを感じられるアイテムってやっぱりロマンがあるよね。