39歳の転職。仕事が辛い時、耐えるのもアリだし逃げるのもアリ。

2023年、あけましておめでとうございます。

ブログを更新しようしようと思っていたのに色んな出来事がありすぎて、何から書けばいいのかわからずあっという間に年の瀬、それを超えて新年を迎えてしまいました。

 

まず2022年12月、1年8ヶ月ほど働いた会社を退職しました。ライフワークと仕事とのバランスのズレ・・・というか、コロナにかかったのに加えて予定してた有給休暇などが重なり「休み過ぎ」という烙印を押され、そもそも評価基準なんて無いに等しいにも関わらず「成果が出ていない」ということで手当のカットをしますって話になり、それならいっそのこと見切りをつけて転職しちゃいましょってことで退職願を出しました。

 

自分としても会社の対する不満など吐き出したいところでもありますが、会社から見ても休みが多く、かつ成果の目立たない社員を抱えるっていうのも負担なんだろうということで自分から去る道を選びました。日々の業務をこなすだけでなく、目に見える成果を出せなかったのは自分の反省点でもありますね。正直なところ「会社は◯◯してくれない」といった他力本願な部分があったのだと思います。もっと自分から積極的に成果を見てもらう努力をしていかないとですね。

 

とは言っても夏に10数名の外国人派遣社員が一気にいなくなるという事故みたいなこともありました。それに加えてベテラン社員が一人二人と辞めていく環境。現場は常に新しい派遣社員が出たり入ったり、何を考えているのか不明な人事異動(これによって色んなところに大きな負担がかかる)というのを経験しました。

入社してすぐに「ここの会社は何も変わらない、日を追うごとに悪化している」という先輩社員の愚痴を聞き、1年8ヶ月経った時点でも何も改善されていない現状にやる気を無くしたのは事実です。本来はそういった閉塞感を解消するために自分が入った訳ですが、ミイラ取りがミイラに・・・という感じで結局は何も変化を与えることなく自分もその社風に慣れていってしまいました。そして「来年こそは良くしよう!変えていこう!」と重役たちが言うのを聞き、「お前らが変わらんと何も変わらん!」と心の中で叫んでしまうのでした。

 

誰しも会社を悪くしようなんてしてない。皆んなが会社のために良い行いをしようと思っている。・・・が、現状は業績も人間関係も悪化する一方。自分が会社に対する愚痴を吐くのと同じように、各部署が他部署を「あそこは××だからー」と批判する。

めっちゃ負のスパイラル。それを何とかできたら良いのだけど、自分には何もできなかった。ただそこにいればいつか押し潰されるだろうという先の見えない不安が残るだけ。だったらそこから逃げよう!と思い立っての転職。

 

「40歳」になってからより「30代」の方が転職しやすいんじゃないか?そういう思いだけで動き出した。退職願いを出した時も、最終業務の日ですらもまだ次の転職先は見つかっていなかった。次を見つけてから転職した方がいい。誰もがそう思うだろう。

 

自分もそう思う。

 

でも完全にやる気がなくなってしまった職場での日々の業務はキツい、それに責任感だってほぼなくなってしまった。こんな状態でやり続けるのは会社にとっても役に立たないだけでなく、次なる問題を起こす可能性だってある。だからもう清く去ろうと決心した。

 

今までの転職ではハローワークを使うことがなかったんだよね。何となく人の縁みたいなもので、次々に決まっていった感じ。今回は初めてハローワークに行き、自分で気になる企業を見つけて能動的になれたと感じる。ハロワとは別に、後輩が行ってる会社に興味を持ったので見学させてもらい面接も受けたりもした。そこは給料面で折り合いがつかなかったので辞退。

あと通勤の距離も考えると今まで最長で1時間半を車の運転で費やしていたので、50分で着くと「近い」と勘違いしてしまうのよね。何ならもっと近くの方がいいだろうと言うことで今回内定をいただいたのが家から10分以内で着く工場。今までは生産現場で働いていたが、今回は生産技術ということで設備立ち上げやメンテナンスの業務になった。詳しい仕事内容についてはこれからだけれど、今までのことを生かすというよりも新しく学ぶことが多そうだ。

 

受け身ではなく積極的に取り組んでいこうと思う。