言葉を伝えるのは量より質。これは読みやすいけど深い思想書だね♪「多眼思考」著:ちきりん

おはようございますヤマナカ(@miapom)です。

先週末に本屋で見かけて、ちょっと立ち読みしたら気になって買ってしまったコレ。

 

僕自身「ブログ」と向き合っていこうと考えるなら、人気ブロガーの書く「言葉」についても勉強しないとなぁとレジへ直行しました☆

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ちきりんさんの「多眼思考」

 

ちきりんさんは「chikirinの日記」というブログを書いていて月間200万PVを達成する人気社会派ブロガー。

 

これはちきりんさんのTwitterでのツイートを集められた本ですが、ただのツイートの寄せ集め本ではなく「ちきりんさん」の思考を1冊にまとめたまさに思想書のようなものです。

 

 

あらためて文字数の多さと内容の深さは比例しないんだなと考えさせられる本でした。

 

 

Twitterには140文字という制限があるにも関わらず、ここに書かれている短文には「なるほど!」「深い!」「すごいな!」って思う言葉がいくつも出てきました。

 

長い文章が書けるから深い内容があるのではなく、短くとも思考され尽くされて出てきた言葉は「すぅっと入ってきてガツン!」という衝撃を与えてくれます。

 

 

本の途中で出てくる言葉「言語力を鍛えよう!」

今までの人生を振り返ると「思ったことは言葉にできてそれらを相手に伝えられる」と思っていましたが、思っているだけで実際には言語能力が不足していたからこそ意思疎通ができていなかったのだと気づかされました。

 

人と対面して話したってなかなか意思疎通ができないなら、文字だけで伝える「ブログ、Twitter、Facebook」などで自分が発する言葉の意味なんてほとんど伝わらないんじゃないかってことですよね。

 

もっと考えて、深く考えて言葉を発信しないといけないってことですね☆

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構成としては以下のようになっています

 

・生きること

・働くこと

・社会

・少子化と高齢化と男と女

・ゆるく考えよう

・ビジネス

・ぐろーばりぜーしょん

・自立&未来へ

 

 

とても気になる言葉が多くて、3色ボールペンであっちこっちに線を引いたり丸で囲ったりしていましたが、線は引かなかったけど目から鱗ポロポロだったのが「少子化と高齢化と男と女」の132ページです。

 

 

思想書のような、哲学書のような深い言葉に触れられるけど面白くて読みやすい本でした。 でも読みやすいけど何度読んでも気づきが得られる最近のヒット本だね!