スタンレーのフードジャーをより快適に使うべくスプーンの改良を行う!

短いしカリカリ言う純正スポークを交換し、静寂な昼食を取り戻す!

スタンレーのクラシック真空フードジャーはお気に入りアイテムのひとつなのですが、Amazonのレビューでも言われている「付属スプーン問題」を抱えています。

説明するのにその付属スプーンの写真を撮り忘れてしまいました。

フードジャー本体に取り付けられる短めの金属製先割れスプーンがあるのですが、見た目こそ良いものの実際に使うとフードジャー本体に金属同士が擦れ合う音やキンキンカンカンとぶつかり合う音が辛いです。そして微妙に短いので底の方の食材を拾うのも手間だったりします。

そこでプラスチック製や木製のスプーンを使うようにすれば解決ではありますが、せっかくならフードジャー本体に取り付けられるようにしたい!

100ショップで購入した竹製のスプーンが加工しやすそうだったのでこれをフードジャー本体に収納できるように削っていこうと思います。

この穴に入るようにしなければいけないのでまぁまぁ薄くする必要があるね。それになんかボッチが出ているのでそこを避けるように作りたい。

ではどんどんスプーンを削っていきます。竹のスプーンなのでサクサク削れていきますね。

削っては穴に合わせ、削っては穴に合わせるを繰り返していきます。少し削れば入ると思っていましたが、思った以上に薄く削らないと入りませんでした。

そして完成したのがこちら。

かなり薄く、ヒョロヒョロになってしまいました。スプーンというかしゃもじみたい。

ボッチを避けるための溝は彫刻刀を使って削りました。削った後は形を整えるために全体がけにペーパーがけを行いました。削ったりヤスリがけをしたことで元々のウレタン塗装が剥がれたので最後にえごま油を塗ってコーティングをして完成。

実はちょっと薄く削りすぎて左右に振れちゃうのだけれどちょうど良い深さで止まるし結果オーライ。

金属製スプーンと違って中でぶつかってもカンカンならないし、金属同士の擦れ合う音も発しないので快適な昼食をおくれます♪

スプーンとしてはすくう面が浅いですが、フードジャーそのものを傾けて飲んだりするので問題なし。

スプーンの口に触れる部分もヤスリがけして滑らかにしたので口当たりもよくなりました♪

このスタンレーのフードジャーは本体とスプーンが一体になっているのがお気に入りポイントでもあったので、その元々のデザインを崩すことなく改良できたのはよかった。ただ薄く削ったことでかなり華奢なスプーンになってしまったので折らないように注意しなきゃなぁ。