ステンレス製になったことで調理にも使える肥後守
日本の伝統的なフォールディング(折りたたみ)ナイフと言えば肥後守(ひごのかみ)が有名ですね。肥後守という言葉は商標登録されているため、似たような和式折りたたみナイフは肥後ナイフなどと呼ばれたりもします。
過去にホームセンターで購入した鋼製肥後ナイフはあれど、「肥後守」はこのステンレスモデルが初めての購入。肥後守は使われている鋼材やサイズによって値段に差がありますが、キャンプでも使える肥後守と考えると刃も鞘もステンレスのモデルが良いんじゃないかと思い選んでみました。
注意書き
普段、調理の時はオピネルNo.12を使っています。ステンレスなのでサビを気にせず使えるぞ!と意気込んでみたものの、包丁より刃厚があるため野菜などは切れるよりも割れる。まぁ、調理メインではないけど料理でも使えるよ!程度で考えておくのが良いかな。
和式ナイフなのに「VG10」の刻印がかっこいい。
小型のナイフだけど刃厚がしっかりしてるので工作向けナイフって感じですね。昔から肥後守が使われてきたけど、木を削ったり、竹裂いたり、何か作るための工具のような位置付け。
他の肥後守を持ってないので鋼材比べなどはできないがとても鋭くよく切れるナイフである。
Youtubeで見かけた肥後守のシース。このアイデアはとても素晴らしく思わずコメントしちゃった。今度から時間がある時に真似して作ってみたい。
上で少し話をした「ホームセンターで買った肥後ナイフ」があったので紹介する。ちなみに刃や鞘を削ってしまってもとの面影はない。
鞘の部分は竹をイメージして削った。
チキリ部分は金属を追加して大きくし、ガッチリと握れるように。
鞘を削りすぎたせいで折りたたむと刃が顔を出す。危険なので刃が入りすぎないよう本体の中央部分(当落商標と書いてある部分)にポンチを打ちストッパーとした。
鞘が竹なら刃は笹だろうど細身の形状に。グラインダー使って雑な削ったもんだから刃はガタガタ。17〜8年前にやったやつだからね。若気の至りだね。
チキリ部分と刃の背中部分もグラインダーを使って石っぽくしたお気に入りポイント。
刃は削りすぎて細くなっちゃったけど、実用ナイフとしてはまだまだ使えるので時間みて整えてあげようとは思う。