以前作ったモーラナイフクラシック2の革製シース。クラシック2と言っても刃を短く、柄も別のものに作りかえてるのでモーラナイフとは言えない。
刃を短くしたからネックナイフにしようとした試み。ナイフ全体をすっぽりと覆う形にして、不意に鞘から落ちないようにしてたつもり。
ループ部分は紐が通れば良いので小さく折り返し。このシースでも形が気に入って長いことずっと使ってた。
しかしナイフというものは必要な時にすぐに手に取れる必要がある。残念ながらこの形状だと柄を指先で摘んで出さなくてはいけないため、不意に落としそうになる。
じゃあナイフ側に穴を開けて紐を通そうとも考えたのだけれども形状的に不可能であるため今まで放置していた。
小さいナイフの良さは取り回しが良いところ。
しかしシースに入った状態から引き抜くのに手間だし、両手が必要だったりもしたので思いつきで改良を行なった。
それがこちら。
ナイフの柄が大きく出るようにかぶさっている部分をザックリと落としてみた。
かぶせが大きい割にホールド性もイマイチだったので、ザックリ切り落とすことでシースから抜けやすくなることを心配したが、ループの折り返し部分で適度な抵抗感が生まれ以前よりガッチリとナイフをホールドしてくれるようになった。
刃物は手先の延長のように自由に使えるのが望ましい。今回のプチカスタムによってナイフが取り出しやすく、入れてる状態だとしっかり鞘から抜けなくなったので大成功だ♪
使用頻度が減ってしまうものは、何かしら小さな原因があったりするんだよね。メッチャ使いにくいわけではないけど、使いやすくも無い・・・みたいな。
キッチンで刃を出しっぱなしのステンレス製オピネルをよく使うのだけれど、それに変わってこのナイフがキッチンで大活躍することだろう♪