40歳超えてても聞かれる面白い質問だと思った
会社の人と話してて「将来どうなりたいですか?」という質問を受けた。その人的には「仕事面において、自分がどのようになりたいか?」を聞いたのだと理解したが、僕自身はそんな仕事という決まりきった分野ではなく人生として、人としてどのような人間になりたいかを答えた。
まぁ簡単にいうと的外れな回答だとわかってたんだけど、そう答えちゃうのも含めて自分だというアピールをしたかったのかもしれない。
簡単に言うと、僕は「強い人間になりたい」。
- 生物的に強い人間
- 精神の強いメンタルモンスター
- 何を食っても生きていく(草木でも虫でも)
- 生きることを諦めない
といったものである。なぜこんな考え方なのかというと、自分自身がその真逆な弱い生き物だとわかっているから憧れのようなものだ。
自分は昔からスポーツ嫌いの太っちょ少年だったので体力はない。メンタルも弱い。自分が怒られてるわけではないのにビビっていたり、嫌なものからは逃げ出す。転職多いのも基本的には攻めではなく逃げだと自覚している。
食べ物で好き嫌いは無い方だが、自分を甘やかす食事ばかりしている。昆虫食などにあえてチャレンジするのは強くなりたいと思うからこその行動である。
映画などを見ていると「絶体絶命!」みたいな場面がある。もし自分がその状況ならどうだろうと考える。最後まで諦めず生き延びたい・・・とは思うが、今の自分であればあっさり絶命してしまうだろうと思う。冬山で遭難したならば、「寝るな!おきろ!死ぬぞ!」と顔をバシバシ叩かれてでも寝てしまうのではないかと思う。何がなんでも生きて帰るぞ!みたいな気持ちを持ちたい。
だからこそ「強い人間」になりたいと思う。いつからそう思うようになったのかはわからないが、これは自分の価値観なんだろうなと思う。いま手帳を見返して自分の価値観として書いているだろうと思ったが書かれてはいなかったため書き加えた。
ひとつの質問で自分の中の価値観が見えてくる。
日頃考えてるわけではなくても、自分の奥深くに「こうしたい、こうなりたい」というものは誰しも持っているのだろう。是非とも自分の価値観にあらためて気づいてみるのはどうだろう?
「あなたは将来どのようになりたいですか?