2018/7/11の記事をリライトしました。
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7月8日越谷レイクタウンR.O.Uで行われた文具ソムリエールの菅未里さんのトークショーで気になった商品を実際に買ってみました。
「ラ・シエンヌ」とはフランス語で彼女のものという意味で「毎日をかがやく女性のために開発されたキャリングステーショナリーシリーズ」とのこと。
女性目線で作られた女性向け文房ってことですね。
とは言ってもデザインこそ女性っぽい感じではありますが、とても機能的なステーショナリーだったので気になるものを購入してきました。
A4をA5にたたんで持ち運ぶファイル
ネーミングがもう、機能をそのまま表現してますね。菅さんがこれらの商品を作るにあたってポイントにしたのが「普通に見えるけど機能的」ということと言っておりました。
何か新商品を出す場合、メーカーさんとしては機能がわかりやすいように表側に出ていることを望むのだそうですが、菅さんはどうしても「パッと見た感じは普通なのに、中身を開けると機能的」なものを作りたいとおっしゃっていました。
このファイルの特徴は何と言ってもA4サイズの書類を折り目をつけることなくA5サイズで持ち運べることでしょう。また大小3つのポケットがついているのでサイズの小さな書類、チケット類、レシートなどをまとめてファイリングすることが可能です。
デザインも数種類ありますがポップで可愛らしい女性向けデザインになってます。その中でもシックで男性が持ってても変じゃないかな?と思えるモノトーン柄をチョイスしてみました。
A4資料を折り目をつけずにA5サイズで持ち運ぶようなクリアファイルなども出ていますが、単色のものが多く趣味の文房具というよりは「事務用品」なものがほとんどです。仕事メインで使うのであれば可愛らしさやかっこよさは必要ない部分なのかもしれませんが文具好きとしてはそういったデザイン面も重要なんです。
やっぱり自分が好きだと思えるものを持ち歩きたいですからね。
僕自身、このファイルは機能的にもぜひ仕事で使いたいと思いました。他のファイルと違って1枚ずつクリアファイルに入れるのではなく、まとめてポンと入れられるのが自分の使い方には合っています。
A4サイズの書類を取り出して、書いて、またしまうというのが使い勝手が良さそう。ただ僕の場合は事務での仕事ではなく現場仕事なので油や埃で汚れることもあり、紙製のファイルだと汚れがすごく気になります。
これはこれで家使いで使用しますが、ぜひとも同じ形で樹脂製のA4をA5にたたんで持ち運ぶファイルが出ることを強く望んでおります。あと、デザインも男性向けのものがあると嬉しい♪
ひとつになったしおりとメモとフィルム付箋
菅さんはよく電車の中で本を読むそうで、たまに本からしおりが落ちることがあり、どうせなら貼り付けてしまおう!ってことで生まれた商品だそうです。
これ全体が一つのしおりとしての役割があり、裏面は弱粘着の両面テープが貼り付けてあります。そのため本に貼り付けてしまえば落ちることがない。しおりそのものにメモパッドがあるので必要なことをメモしたり、気になる本のページにフィルム付箋で印をつけておくことも可能です。
メーカーさんからは「全部紙じゃダメなんですか?」といった意見もあったそうですが、フィルム付箋とメモ帳があることが便利なんですよね。紙の付箋を本に貼るとわかりますが、せっかく飛び出している部分も紙なので折れ曲がってしまい、ページを開きにくくなるんですよね。
菅さん自身が本を読む人であり、文房具を使う人だからこそ気がつくポイントが凝縮された商品だと思います。
本を読みながらメモ帳用意して、付箋用意して、書いて貼って〜をやってるとあれこれ手元に出すものが多くなり電車内などでは大変です。机のある場所で読書するならこれらを出しておけますが、移動中に本を読む場合など本とペンくらいしか持てないですからね。それがしおりひとつににまとまってるのだから便利じゃないわけがない!
ラシエンヌシリーズではありませんが、菅さんがおすすめしてたのでつい買ってしまったクリアファイル。
FAVORITES「フェイバリッツ」 クリアーファイル A4-S 10ポケット
仕事でもこのようなクリアーファイルはよく使います。これの便利そうな点はこちら。
ファイルの裏表紙に多機能ポケットがついているの。しかもクリアーホルダーごと入る大きめポケットと、小さい紙類を入れておけるポケット。
実際にクリアーファイルを使っていて気になるポイントが、A4サイズよりも小さい紙類を入れておく場合。ファイル下の方に溜まるので取り出しにくいのに、ファイルを逆さまにすると落ちてくる不思議。これが地味に不快。
だけどサイズ違いのポケットがあるなら小物は小物で分けておけるからかなり便利だと思う。これは今度仕事現場で実際に使ってみる予定。
ラシエンヌは文具好きである菅 未里さんが考える「文具」なので見えないこだわりがかなり詰まっている商品だと感じました。
女性目線で作る女性向けステーショナリーですが、今後はぜひとも男性向け・・・いや、男性が使っていると女性が振り向くような(女性ウケする?!)ステーショナリーを展開していって欲しいです♪