今更ながら感動のスピーカー「BOSE M3」こと「マイクロミュージックモニター」

こんばんはヤマナカ(@miapom)です。

 

クラシック音楽を聞くきっかけになった「のだめカンタービレ」なのですが、ヘッドホンやイヤホンに興味を持っていた時「パソコン用のスピーカーも欲しいな!」ということで、当時出たばかりのBOSE製モニタースピーカーを買ったのを思い出し、今日もまた引っぱりだしてきました。

 

BOSE M3(Micro Music Monitor)は片手サイズの小型スピーカーでありながら、まるでサブウーファーを鳴らしているんじゃないかってくらいの低音も出し、それでいてモニターと呼ばれるように変な味付けをしていないスッキリとした音を奏でるスピーカー♪

 

しかも単三電池で駆動することもでき、室内だけでなくアウトドアでも使えるという許容の広さ☆

 

今はもうM3は販売されておらず、M2という廉価版だけのラインナップなんですかね。

 

これは電池駆動はできない、デスクトップに特化したものらしいですがM3とは同じようなデザインですが音的にもかなり違うみたいです。

 

このスピーカーも以前雑誌に載ってたんだけど、「こんなに小型でボーズサウンドが聞けるのか・・・欲しいな。」と思ったものの、こんなに小さくて値段は5万円くらいすることに気づき「買えるかボケぇ!!」ってなったのを思い出します。

 

 

これが出た時は大阪に住んでいて、梅田だったか心斎橋だったか忘れたけども、BOSEショップを見かけてたまたま寄ってこのM3の音を聞きました。

 

イヤホン・ヘッドホン視聴用にiPodには無圧縮音源も入れていて、このM3にも自分のiPodを繋がせてもらい視聴をしました。

 

BOSE店内でかかるラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番。

 

弾けるようなピアノの高音、身体に響く低音、本当にもう・・・この小さなスピーカーからこんなにも豊かな音楽が聞こえるなんて信じられなかった!

 

そしてどんどんボリュームを上げる自分。

店内がもうコンサートホール! そして目の前にはオーケストラ!!

ブラボーーー!!!

 

音楽を聞きながら店員と話していると、さりげなくボリュームをしぼる店員。(笑)

 

 

Evernote Camera Roll 20140729 181953.jpg

とまぁ、結局気に入って買っちゃったわけです。

 

本体は片手で持てるくらいのサイズだけど、600gとなかなかズッシリしているアルミボディ。 左の配線はもう一方のスピーカーに繋がるケーブル、真ん中は本体電源、右はステレオミニケーブルなので再生機器に接続。

 

M3はシルバーの他にブラックも選べました。

 

 

 

Evernote Camera Roll 20140729 181955.jpg Evernote Camera Roll 20140729 181954.jpg

iPod第5世代との大きさ比較。

 

かなり小型だよね。でも出てくる音はハンパナイ。

ものがもう新しい機種でもないし、M3レビューはたくさんあるのでここでは書かない☆

 

 

でもこれ、よく見るとちょっと改造してるんですよ。

足がね、ついてるでしょ?

 

 

 

Evernote Camera Roll 20140729 181956.jpg

スピーカーインシュレーター・・・

ってことで、小さい袋ナットをボンドで付けています♪

 

インシュレーターって何?

簡単にいうとスピーカー本体の振動はスピーカー設置面から伝わって他のものを振るわせます。 そしてその振動はもう片方のスピーカーに伝わって互いに・・・ナントカカントカ・・・。

 

 

こちらのオーディオショップにインシュレーターについて分かりやすい説明があったのでリンク貼っておきますw

http://www.pluton.jp/HTM/diode1.html

 

 

 

オーディオの世界は本当に効果がありそうなものから眉唾ものまで数多く存在していますので、自分が納得できるところで妥協することが肝心です☆

 

再生機器とスピーカーに拘るならまだしも、「本当にこんなものが効果あるの??」みたいなものまで高価で売られているし、それらはオーディオ雑誌などでも「こんなにもスゴい!!」って感じで紹介されてますから、それらを判断するには自分の知識と勘が必要ですね♪

 

 

単純にいい音で聞きたいならば再生側の「音源」が圧縮されていないことが大切だと思います。 あとはそれを出力するスピーカーの質。

 

そこから凝ってくると、いかにスピーカーの性能を引き出すか・・・といったことになり、オーディオスパイラルに陥ります。

 

圧縮音源を良いスピーカーで聞くと「粗」まで聞こえてきてしまうので、今まで良い音楽だと思ってたものが歪んでばかりの音だったということもあるかもしれません。

 

ちなみに僕はほとんどが圧縮音源のAACです。無圧縮音源と高ビットレートAACを聞き比べて違いが分かるか?と聞かれれば「全然わかりません」。

 

よほどビットレートの低い圧縮音源であれば分かりますが。

 

僕が「最高の音楽を聞く要素」として一番大切だと思うのが「場の雰囲気」だと思っています。

 

例えば最高の再生機器と完璧にセッティングされた機材のオーディオルームではもちろん「最高の音」を出してくれると思います。

 

一方、学生時代に好きな異性に恋していたときに聞いていたちっぽけなカセットテープ・MD・CD再生機器と付属のイヤホンから流れてくる音楽は「最高の音楽」だったんじゃないかと思います。

 

また、無機質な場所で聞くジャズより、ジャズバーの片隅で聞くジャズはその空気感もふくめて良い音楽を「感じる」のではないかと思います。

 

僕はオーディオオタクでは無いのでもしかしたら大きく間違ってる部分もあるかもしれませんが、ちょっとしたオーディオ知識と自分の理想のオーディオ環境を理解するとより「オーディオ」を楽しめるのではないかと思います☆

 

多くのお金を投資しなくても「良い音楽・心に響く音楽」は楽しめるってことですね♪