シャーペンやボールペンとは違った楽しみのある万年筆
先日、書店に寄ったついでに久しく使っていない万年筆のインクカートリッジを買ってきました。LAMY ラミーサファリのブルーのインク。
ブルーブラックを買おうと思っていたんだけど、これしか置いていませんでした。
万年筆で書いた文字は水に弱いのでしばらく使っていませんでした。
記録として残していくなら水でも滲まないボールペンがいいのだけれど、かすれたり滲んだりするのも味かなぁと思ってまたまた使いたい欲求がわいてきました。
ラミーの他にはPelikan(ペリカン)ペリカーノ&ペリカーノJr.など。
どれも高級なものではなくて、小学生とかが使うもので「書き方」を学ぶための万年筆です。
ポップな感じでしょ?
ペリカンのインクは机の引き出しを漁っていたらこんだけ出てきました。
それぞれペンの色と同じ色のインクをいれました。
あ、ラミーの方は黒いやつにブルーインクです。
黄色いのはまた別の機会に使います。
万年筆のインクは紙質によっては裏抜けといって裏側にインクが滲んでしまいます。ほぼ日手帳などのトモエリバーは大丈夫みたいですが、モレスキンなどは抜けやすいですね。
気になる人は紙を選ぶかペンをかえる必要があります。
ちょっと手帳に落書きしてみましたが、多色ボールペンとは違って「線の太さやインクの濃淡」によって鮮やかさがプラスされます♪
インクの種類によっては経年変化で色が薄くなってしまうものや、色が変わってしまう場合もありますが、だからこそ時間の流れも感じることができます。
しかし上にも書いたように、濡れにはとても弱いのでその辺の注意は必要です。
また、メモなどでパパッと書いて手帳を閉じようものなら対面のページにインクが写ってしまいます。
つまり手帳で万年筆を使うのであれば、書いてからインクが乾くまでの心の余裕が必要です☆
場合によっては書いてる手でこすってしまい、文字がかすれてしまうかもしれません。
こうなると手も汚れちゃいます。
ね?面倒だし汚くなっちゃうでしょ?
でもそれも含めて全部「味」だよね。
急いで書いてかすれた文字にはその時の心境や時間が記憶される。
先生にノートを提出するつもりで書いてるのではないのだから汚くなっても気にしない。
自分の手が汚れちゃったら洗えばきれいさっぱり!
万年筆を使うとわかるけど、ちょっとした気づかいやメンテナンスが必要だったりするんだよね。そういうちょっとした面倒なことを体験するとさ、出てきちゃうんだよね。
愛着が☆
きっとこうやって自分の手を加えていくことで、自分の道具になっていくんだと思うよ。何も高級なものが最高のものではない。自分の手に馴染んだもの、無くてはならないと思えるものが最高のモノだよね☆