いつか欲しいメノコマキリ
ゴールデンカムイを見て、すぐに影響されちゃうみあぽんです。こんばんは。
アニメの中でアイヌの女の子であるアシリパさんが持っているのがアイヌ民族が使うメノコマキリ。
柄と鞘に細かな細工が施されている美しいマキリだね。そうか、木工か。頑張ればそれっぽいものできるかな?!
まずは材料の調達だ。
Amazonでマキリを購入。
漁師さんが使う、いわゆるマキリ包丁ってやつ。マキリの特徴は片刃で木の柄で特に何の飾りもないシンプルな道具って感じ。持ち手が太くなってるのは海で落とした場合でも沈まないようにするかららしい。
柄に使う木材も買ってきた。削りやすいよう柔らかめの木材。デザインはどうしよう、複雑なのは難しいよなぁ・・・
はい!諦めた!
柄の部分だけは少し削ってみたけど、最初に予定してたメノコマキリはやめた。というのも、これに手をつける前にモーラナイフの刃だけ買ってそれっぽいのを作ろうとしたんだ。そっちで燃え尽きた。
とりあえずキッチンで包丁として使おうってことで、軽く窪みをつけてバーナーで炙ってみた。
木の板を貼り合わせて鞘も作った。包丁立てとして使えるのでそのままキッチンに置ける。
せっかく鋼のマキリなので、紅茶とお酢を使って黒サビ加工を施す。刃の表面をサンドペーパーで磨く。錆びやすい鋼の刃物でも黒サビ加工をすればキッチンでも扱いやすいのではないか。
てか、海で使うマキリってサビ放題じゃない?毎度研いで使うから問題ないのかね?
ティーバッグで濃いめの紅茶を煮出し酢と混ぜ合わせマキリ投入。
きれいに真っ黒になるかと思ったがそんなことはなかった。
ただ、刃先の鋼部分はしっかり黒錆がのっている。
マキリはパッと見た感じアウトドアでも扱えそうなナイフ的な見た目ではあるが、柄の部分にはそんなに深く入っていない。そのため切るための道具としては問題なくても、叩き切るような力がかかる作業には向かないと思う。
つまりはナタのような叩き切るための刃物と、マキリのような「切る」のを目的とした刃物をそれぞれ持つ必要が出てくる。
なので今はキッチンで包丁としてマキリを使っているが、片刃であるため大根やじゃがいもを切ると刃が斜めにはいっていく。
そう考えると一般的な包丁が使いやすいのだけど、あえて持ってる刃物を家で使いたいのでその日の気分で刃物を使い分けている。