スリングショットが欲しくって・・・
スリングショット、いわゆるパチンコが欲しくてネットで探し回るも海外通販でしか気に入ったデザインが見つからず、いつか自分で作ろうと思い始めた数ヶ月前・・・。
とりあえず身近なものでできるみたいだと100円ショップに駆け込んだものの、結局は自分が納得できるようなものはできず時間だけが過ぎていきました。
一応遊べるには遊べるのだけれど、自分が欲しいのは狩猟にも使えるくらいパワフルなスリングショット。時間があるときに作ろうと思い、良さげな枝を見つけて切り出してありました。
以前切り出しておいたY字の枝は太過ぎて加工か困難なため、もう少し細めの枝をゲット。木の種類は不明ですが、握りやすく丈夫そうな枝です♪
ちょっと気になるのは左右で枝の太さが異なるところ。
こいつをひたすらナイフで削っていきます。
以前であれば実家にある工作機械を使い1時間もあれば完成形に近づけることが可能でしたが、今はもう機械類が何もないのでひたすら自分の手で削っていかなくてはいけません。工作機械があるって幸せなことだったんだなぁ。
何度も握ってみて自分の手に合うように削っていきます。無心で2時間くらいひたすら削っていました。手がめっちゃ痛い。
左右の枝の太さが気になるので太い側を多めに削って細い方に合わせていきます。枝分かれした部分が狭いようにも感じるので、削って広くしていきます。
大まかに全体の形が見えてきました。ここからは表面を整えていく作業です。
おっといけない！ゴムバンドを固定するための溝を作らなくては。
ナイフで大まかな溝を掘った後は丸やすりで形を整えていきます。
彫刻刀があれば小丸刀で削っても良いかも。
比較的細めの枝を使ったとはいえ、ここまで形を整えるのにトータルで４〜５時間くらいは使いました。仕上げとして400番のサンドペーパーをかけています。
木工の場合は仕上げの時間をかければかけるほど仕上がりが美しくなるのは分かっているのですが、永遠に終わらなそうなので「これでいいだろう」と思えるところで妥協しておきます。
Ｙ字部分の広がりも大きくなりました。左右で枝の太さに差があるとそれを合わせていく作業が大変ですね・・・。あとは元々の木の形状を生かして自分の手に馴染むように仕上げていくと良いかと思います。
Ｙ字になるちょっと手前のくびれ部分がセクシーではないですか！（思いこみ）
サンダー類やバフなどを使って磨き込めばさらなる美しさを引き出せると思われます。でも正直疲れてしまったので最後にエゴマ油を塗ってコーティングして完成となりました。
一応握った感じはこのような形になります。
スリングショットを作りながらAmazonでゴムバンドも注文しておきました。
サイズ：長さ：約53cm（片側約25cm）厚さ：0.8ミリメートル
16枚セット
以前は100円ショップでゴムバンドを購入して革のポーチも作って自分で結んで〜・・・とやりましたが、これはもう消耗品なのでまとめ買いしました。
ゴムの厚さや長さ、扱う弾の重さなどで最適なバンドは変わってくると思います。とりあえずはまだ初心者の域（まだマトモに撃ってもいない）なのでお試しで使ってみます。
そして一緒にスリングショット用の弾も購入。
- 内容量：約200球/約200g
- 球直径：約10mm(±1mm程)
- 材質：麦飯石、セラミック
ということで自然に優しいこの球で撃ちまくろうと思います。
がしかし、ゴムバンドは届いたものの弾は一緒に届かずでした。
そこで以前購入した「水で膨らむ不思議なボール」という吸水ポリマーのゴムのような弾を使ってみます。あと、ホームセンターで購入した鉄球６mmと８mm。
給水ポリマー弾は起きさや硬さが不揃いです。真ん中の黄色いのなんて銀杏かと思っちゃいますね。家の中で遊ぶ分にはガラスなどを割る心配もない（多分ね）ので近距離練習用としてもいいかも。これは100円ショップで購入しました。
この黄色いので13mmくらいあるかな？結構でかい。
重さや大きさや硬さが不揃いなので練習用というよりはお遊び用の弾として考えるのが良いかも。万が一失敗して放った球が手に当たっても大怪我にはならないだろうという安心感はありました（笑）
ある程度スリングショットで撃つ感覚が掴めてきたので鉄球も試してみる。しかし的に全然当たらんし球が小さいので撃ってもすぐに見失います。鉄球なのでしっかり摘んで打てるのは良いですね。値段が高めなので使うのに躊躇します。
空き缶を的として撃つ練習をしてましたが、足元はたくさんの砂利なので最終的には小さい石を拾って撃ってました。
ゴムバンドの交換タイミングはいつなのだろうと気になってましたが、使い始めの時に比べて引きしろが大きくなったように感じます。夢中になって小石を飛ばしてたらバチン！とバンド切れ。
ポーチ側に行くに従ってテーパー状に幅が細くなってきているためそこで切れていました。
別の場所も切れかかっておる。
大体これくらいのペースで使っていって、これくらい伸びてくると切れるんだなという大まかな感覚は掴めました。
今日は予備のバンドも持ち合わせていなかったためこのまま帰宅。
帰宅と同時に練習用の土弾もちょうど届きました。（笑）
とりあえず今後はひたすら撃つ練習ですね。まずは３〜５mくらいで確実に当てられるようにして、そこから10m、20mと距離を伸ばしていきたいです。
最終的にはスリングショットで猟ができるくらいになりたい！
