以前からこいつが欲しくてたまらなかったんです。そう、ラジオフライヤー☆
これに子供を乗せて引っ張っている画像や、キャンプ道具を乗せている画像をよくみかけます。
いいですねー、アメリカンですねー。
(・∀・)でもうちの車はロシアンなんです!
じゃあうちのロシアンっぽいものを作ってみようということで早速作業開始です♪
まずはこのグレーのプラスチック容器。中身の容量は50リットルほどでしょうか?
こいつを引っ張れるように作りたいと思います。
材料は30mm幅のL字アングル、エアチューブ式の車輪(安く売ってた)を使います。
こいつをそのまま付けちゃえば簡単なんですが、本家ラジオフライヤーは片持ちなんですね。
だからあくまでもこれっぽくつくろうということで・・・
部品を切断、加工していきます。
車輪が着いていた金具を切って、L字アングルに溶接。
ここにもともとあったシャフトをさらに溶接します。
あと、箱を乗せるベース部分もL字アングルで作っておきます。
そして二つの部品を合体!上の「日」の字のベースの中心に10mmボルトを溶接し、舵取り部分をはめ込んでます。
後輪部分もキャスター(車輪)の金具を切り、これはそのままベースに溶接。
ほら、もう形になってきました♪
次にハンドルを作成します。
ステンレスパイプが余っていたので、それを適当な長さに切断して本家っぽく形作ります。
持ち手と長い所はステンレスで、薄板は鉄板です。ティグ溶接とロウ付けでがんばりましたがよく見ると荒いんです。今後の戒めとしてこのままでいきます。この部分が一番大変でした。
ハンドル取り付け部分はL字アングルを穴あけして溶接しました。
この時点でもう嬉しくなって外に引っ張り出して箱を乗せてみました♪
いいね!でもなんか不格好なんだよねー。(´・ω・`)
ハンドルまっすぐだからかな?あと、タイヤ着いてるシャフトが長いです。
箱もただのグレーだからデザイン入れよう。
そこで箱はステンシル。
箱には一応練習で、このあと車にもステンシルしました。
シャフトの長い部分はカット!普通のナットじゃ寂しいので、袋ナットに交換しました。
この辺で重さの耐久テスト・・・。一箱30kg近くあるものを5箱積み上げて引っ張ってみました。問題無く引っ張れたので喜んでいたところ、どうも前のタイヤの位置がおかしい気がする・・・
(・∀・)ここら辺で焦っていたので写真無いです。
荷物をどかして確認した所、フロントのベースの部分はネジ一本で支えているのでその部分に力が集中してL字アングルがねじれていました・・・。
と、いうことで歪みを直して補強板を溶接します。そもそもこれで150キロもの重さは引かないですけどね・・・。(´Д` )
他の細かい部分としては車輪のガタを無くすためにワッシャーをいれます。
シャフト径16mmです。車輪によって微妙に隙間が違うので薄く削ってガタが少ないようにしました。完全にガタが無くなると車輪のベアリングを押さえ込むことになってタイヤの回転が悪くなります。
ハンドルも切り込みを入れてそこを溶接して箱側に少し曲がるように加工しました。
全体の調整が終わったらシャシーブラックで塗装します。
シャフトにはマスキング♪
色は何色でもいいんですが、今回は車と同じように下回りは黒で仕上げます。
側面はつや消しの白(サーフェーサーが余ってたので)で塗りました。
最後にグレーの箱をネジ止めすれば・・・
完成!!その名も「ワヅオフライヤー」
カタカナで書くとラジオフライヤーっぽいでしょ?
目を細めるとそう見えてくる。・・・はず!
ハンドルも内側に曲げたので良い感じ☆
ベースの前と横を塗りわけたのはワズのバンパーのイメージを出すため。
次回、アウトドアクッキングに出かけるときにはこのワヅオフライヤーに荷物満載して悪路を引っぱり回せることでしょう。
次は小さめかつ可愛らしいものを作ろうかな(*´∀`*)