初めて見たステキな焚火台がスイスのマジックフレームだった
焚火台というものに興味を持ってあれこれ探している時に見つけて最高にかっこいいと思ったのがスイスのマジックフレーム(マジックフレイム)でした。
手のひらサイズのステンレス製の焚火台で折りたたみ可能でコンパクトになる。そしてそれらはバラバラになることなく一体式で作られているというところにとても惹かれました。
上の写真ではアルコールバーナーを入れており、それらの高さ調整にコの字型のピン(付属されている)を使っていますが、ウッドストーブとして使用をするのであればマジックフレームひとつで完結できます。
アウトドアにおいて「部品がバラバラにならない」ということは無くす心配がないので非常に安心感があります。
どんなに優れたアイテムでもパーツの不足で使えなくなるようであれば意味をなさないですからね!
今ではアメリカ製のファイヤーボックスが人気だったりするのですが、基本的な仕組みはマジックフレームと同じものの多少凝った作りになっている分、分割したパーツがあるのが個人的にマイナスポイントでもあります。
それにマジックフレームを先に知ってそれからしばらくしてからファイヤーボックスを知ったのもあり、僕にとっての「折りたたみ焚火台=マジックフレーム」という意識があります。
マジックフレームをオマージュした自作焚火台
この焚火台は4台目の作成になります。今までのは友人たちに貰われていきました。
ステンレス板とステンレス製蝶番を溶接して作ってあります。
サイズは縦150cm×横100cmのハガキサイズで手の平に乗る焚火台です。
マジックフレームやファイヤーボックスに無い「扉」を取り付けています。
これにより燃焼中の灰のかき出しや下からの薪の追加なども可能です。本体の空気取り入れ口の穴が小さかったのでこれで結構助かっています。
またアルコールバーナーなどを使って五徳として使う場合にも横から簡単に出し入れできるのが便利です。
真上から見るとプレデターみたいだなーっていつも思う・・・。
畳んだ状態だと厚みは15mmくらいです。使っている蝶番が丈夫さを考慮して大きめ選んだのでその分畳んだ時の厚さもマシマシですね。
これが壊れたら本家のマジックフレームかファイヤーボックスを買ってみようかなんて考えていますが、多分故意に壊そうとしなければ壊れる気配がありません。
それに多少いびつであったとしても自分で作ったものというのは愛着があるので多少壊れたくらいなら直して使い続けるかもしれません。
先日行ったキャンプでも活躍してくれました。
小さい焚火台は薪を用意するのが手間ですが、その薪をひたすら作り続けるっていうのも一つの楽しみです。でっかい薪でバトニングしてたので今は右手が筋肉痛です。
小型の焚火台を調理などでも使うのであればこのサイズが最小かなと感じました。これより小さい場合は持ち運び等は簡単ではありますができることも湯沸かし程度ではないかと思われます。(使えるコッフェル等も限られるため。)
それにしても「焚き火」は最高の遊びそのものです。
ゆらゆらと揺れる炎を見ているだけで心が落ち着きます。
多人数で大きな炎を囲むのも良いですがソロ用の小さな焚き火台で小さな炎を育てるのもオススメです♪