GRDⅢを使いこなせたらいいと・・・「パーフェクトガイド」を買ってみた。

こんにちはヤマナカ(@miapom)です。

普段使うデジカメは・・・デジカメというよりもiPhone5Sのカメラなのですが、唯一持ってるデジカメがリコーのGRD3です。高性能なカメラなのは分かってはいますが細かく設定できる機種であるのに基本的にはオート撮影程度にしか使っていないということでカメラの性能を生かせておりません。

 

 

もちろん付属のマニュアルには設定方法など細かく書かれていますが、カメラの基本知識が無いもので「具体的に何をどうするとどうなるのか?」ということがいまいちイメージできません。

そこで実際にGRD3で撮られた写真を沢山載せているGRDⅢのパーフェクトガイドをAmazonで注文しました☆

 

 

 

 

 

GRD3の豪華版マニュアルのよう

何かの雑誌で「自動車のパンフレットを一番熱心に読むのはその自動車のユーザー」というのを目にしました。自分が車という高い買い物をした時に、「俺はこれを買ったのは間違いなかった」と自分を納得させるために読むらしいのです。

 

誰しも高い買い物をすると「本当にこれは買ってよかったのか」と悩みますもんね。

この本は開発に関わった人の話やGRユーザーの写真を載せたパンフレット的な要素と、より詳しく分かりやすいマニュアルのような構成になっています。

 

 

まだパラパラとめくった程度ですが、数多くの写真が載っており「このカメラでこんな写真が撮れるのか!」とワクワクします。GRD3を持っていてもその性能を発揮することができなかったので、こんな写真が撮れたらいいなというモチベーションにもなります。

 

GRにまつわる対談であったり、開発者の声といったインタビュー記事とか好きなんですよね。そのアイテムのどういった部分が魅力的なのか?なぜそれでなくてはいけないのか?という使い手の声は自分がGRを使ううえでの共有できる楽しみになります。

 

ひとつのパーツを設計するのにどれほど大変だったのか?どういうコンセプトで作られたのか?という開発者の声はGRを作った人の想いが集積して出来上がったことを感じ、それらの想いを所有する喜びに繋がります。

 

 

 

中間あたりからは「全機能解説」として各モードの説明や操作方法、それらの設定違いの写真が載っているのでビジュアル的なマニュアルとして分かりやすくなってます。

 

露出とかホワイトバランスとか専門用語をただ並べられるよりも、「この数値を上げるとどうなる、下げるとどうなる」というのが目で見て分かるのはマニュアルにおいて必要なことです。カメラに慣れ親しんだ人であればそれらは基本的な知識であるのかもしれませんが僕としては「そうそう、こういう説明が欲しかった♪」と、目で見て理解できるマニュアルに出会えて良かったと思います。

 

 

後半には各カメラマンがGRD3を使った写真を載せており、キレイに撮るポイントなどが書かれています。「こんな写真を撮ってみたい」というものがあればそこに載っている設定値を真似して同じように撮ることで同じような雰囲気の写真を撮ることができるかもしれません。

 

「学ぶ」は「まねぶ」から来ていると言い、ようは「真似る」ことが学習の第一歩だと言われています。基礎も何も分からないからこそ「これいいな」という写真を見つけて、同じカメラで同じような設定をして撮影することで「撮りたい写真」に近づいていくのではないでしょうか。

 

いやほんとに、まだパラパラしか見てないですけども。そんな気にさせてくれる本ですね♪