やわやわそうなウンスを・・・カッチカチにしてやんよ!
コイス福袋に入ってた茶色素体のウンス!
せっかくの初ウンスだし、せっかくの素体・・・だけどこいつで作りたいものが浮かんでしまったのだ。
茶色いテカテカボディがよりうん○らしさを醸し出している・・・。(笑)
レアな素体ウンスちゃんではございますが、どうしてもこれで作りたいのでカスタムベースにしちゃいます!
基本はアクリル絵具で塗装し、シルバー・黒鉄色のみプラモデル用のラッカー塗料を使用してます。
作業開始!
まずは色塗りしやすいようにお腹パーツを外します。
全体的に黒を塗っていきます。
身体部分にも黒を塗っていきます。
そうそう、黒を塗る前にこのボディにちょっと細工をしてます。顔以外の身体部分は彫刻刀で削っております。
今回イメージしているのは「鍛造(たんぞう)」。
刀などを造る際、赤く熱した金属を叩いて叩いて鍛え上げていく工程を鍛造と言います。
ストレススルーのキャラクターであるコイス・ウンスですが、ストレスに耐えて耐えて強靭になったウンスをイメージしてこのウンスを製作しました。
黒の上からシルバーでドライブラシ、顔の部分は所々サビが出ている感じで塗装しました。
背びれの部分など手がよく触れそうな部分は黒い色が落ちた感じでシルバー強めに塗ってます。その他、頭、手足の先端、尻尾なども手が触れて擦れたイメージで塗っています。
身体表面は平刀で削っているので金槌で叩いている感が出たかと思いますが、手足の部分は曲線が強いため平刀でうまく削れず丸刀を使いました。
ただその分深く削ってしまい鍛造の叩いた雰囲気がうまく出せなかったのが今回の反省点です。
彫刻刀にこだわらずカッターなど別の刃物を使ってみればよかったかも。
胸の部分にはナタやナイフなどにあるような「名入れ」をイメージしてます。
運子と書いて「ウンス」と読みますよ。う○こではないですよ!
運という字と、今年はねずみ(子)年ということで2020年にふさわしい良い感じになったと勝手に思っています(笑)
さてこのあとトップコートを吹いて完成なわけですが、残念なことに「ツヤあり」のトップコートを吹いてしまいました。
艶ありにしたことでヌメヌメ感が出てしまいグロテスクな雰囲気に・・・。
トップコートを塗る前までは金属感があったのに、艶々したせいでその雰囲気が損なわれてしまいました。
こういうものを塗るときは「艶消し」を使わないといけないのか・・・と学んだ瞬間です。
それとやっぱり目を入れたほうが可愛いだろうってことでラッカー塗料で瞳を描き入れました。
あ、やっぱり可愛い!こっちの方がいいね!!
最後にダメもとでこの上からツヤなしのトップコートを吹いてみたら良い感じに仕上がりました。
ヌラヌラとした輝きが控えられ、マットな光沢に。
なんとか修正できたようで良かったーという感じです。
ただ、目の部分も艶消しトップコートなので瞳に輝きが無くなってしまったのはちょっと残念。
目は輝いてたほうがいい。
死んだ魚のような目になってしまったのは最終的な反省点です。