ブレーンストーミング製ヒシメ打ち機(ハンドプレス)動画

(2022年現在は製作及び販売はしておりません。)

 

レザークラフトに用いる菱目打ちを製作しています。

先日納品したハンドプレスですが、発送前にテストした時に動画を撮りましたのでそれをアップしたいと思います。 

 

まずこちらは3mm厚の革に2mmのポンチで穴をあけています。 昼間の作業している時間なので後ろでガシャガシャと物音がうるさくてごめんなさい。

穴あけに関しては「サク、サク」っといった感じで穴があいているのがわかると思います。

 

 

1mm厚の革を上と同じく2mmのポンチで穴あけをしています。 薄いので「プツ、プツ」とこぎみよい音で穴あけができます。

 

 

1mmの革に8mmのポンチで穴あけをしました。 カメラで撮りながらだったので低い体勢からハンドルを「引く」動きだったため、途中本体がバタンバタンと浮いてしまいました。

ハンドルは引くのではなく「上から押す」ようにすると本体もブレることなく作業できます。

 

3mmの革に8mmポンチで穴あけです。 使用する革が厚くなると力も必要になってきますが、テコの原理を利用した構造なので女性や子供でも使用することができます。

今までのテストでは3mmの革に30mmのポンチ(ポンチを立てて、このハンドプレスで押した)でもあけることができました。 しかしこれは「できるけど、常用はしないでね!」といった感じです。本体がしなりました。

 

 

ちょっとピンぼけぎみです。 3mm厚の革に4本の菱目打ちを取り付けました。 1発目にグイっと力を入れ過ぎてしまい抜けにくくなってるのは、・・・優しく見守ってください。

 

菱目を打つ場合、ものによってはかなりの回数をハンマーで打つことになります。 革に菱目を立てつつ菱目打ちを握り、もう片方の手でハンマーを振り下ろすのですが、ハンマーの力加減や向きなどにも注意する必要があります。

 

僕自身、菱目打ちがズレたり、穴があいたと思ったのに貫通してなくてやり直すことが何度もありました。 ハンドプレスであれば菱目の打ちたい部分をよく見て革を押さえ、もう片方の手でハンドルを下ろすだけで垂直に穴をあけられます。

また、ハンドルの力加減がしやすいので思い通りの菱目を打つことができます。