「手帳は人生のおもちゃ箱」ってなかなか面白い表現ですよね☆
おもちゃ箱って自分の好きなオモチャで溢れていて、どれも好きなものだし楽しいものですよね。 そしてそれぞれに色んな思い出がある。
そんな「見てワクワクして、使って楽しい手帳にしましょう☆」っていうのが下に紹介する本です。
凡人でも面白いほど進化する成功手帳術 著:下川浩二
そして、プロローグを開くといきなりこんなことが書かれています。
『手帳を替えても人生はかわりません』 冒頭から面白いですね。
確かに毎年毎年手帳を買い替えては「今年はこれを達成するぞ!」「今年は絶対◯◯合格!」とか気合いを入れて目標を立てますが、春になるころには忘れてしまったりして高いモチベーションを維持できていなかったりします。
僕自身、手帳を毎年あれこれ悩んで買い替えて、様々な手帳術の本を読んでいるので耳に痛いほどよくわかります(´Д` )
日本のビジネスマンは「手帳=スケジュール帳」になっているのが現状で、海外の成功者や日本の成功者は「スケジュール帳ではなく、やりたいことリストがいっぱい詰まった手帳になっている」とのこと。
一部書き抜き
スケジュール手帳は他人との約束を次から次へと記入していく手帳をいいます。 やりたいことリストがいっぱいの手帳とは「未来との自分との約束」がたくさん書かれた手帳のことをいいます。
手帳とは、内面の自分と向き合って、自分は将来何がしたいのか、何を手に入れたいのか、どんな人間になりたいのか、そんな自分との約束を書くことで、いま何のためにこの仕事をしているのかを知ることができるもののはずです。
書く内容が今までと変わらなければ、手帳を替えても人生は変わらないわけです。
本書より引用
僕は「下川手帳」ユーザーではありませんが、本に書かれていることにはとても納得がいきます。
手帳というものの元をたどればどの手帳でも基本は同じです。それをいかに使いこなすかが重要であって、そのガイドラインとしてたくさんの手帳や手帳術があるわけですね。
下川手帳はA5サイズのシステム手帳でリフィルは自分で作製します。作製といても基本のカタチはあるので、それをパソコンで自分なりにカスタマイズしてプリントすればいいみたいです。
また、日付が割り振っていないので書けない時は無理して書かず、書ける時に日付を記入して書き込めばいいとのこと。 日付が割り振ってあるのに何も無くて書けなかったとか、逆に忙しすぎて書く暇がなかった時など、真っ白いページがあるのがなんとなく嫌になるのはわかります。
そういう気持ちにならず、書けない日があっても白紙のページにならないっていうのは単純だけどとてもいいシステムだと思います。
だから自分の手帳では基本がメモページで日付を書いていたりします。 ただ自分の場合はリフィルを作製する手間が億劫に思ってしまうので白紙をそのまま使っています。
またこの本では「成功手帳の中のビジュアリゼーション」として、自分の願望や目標、夢というものを文字で書くだけではなく「ビジュアル」なものにすることをススメています。 ようはこんな感じですね。
欲しいと思うものの写真などの切り抜きなどを貼ってビジュアル化するってことですね。 こういう夢や目標、欲しいもの、なりたいものの写真というのは自分のテンションを上げてくれます。
そうやって「手帳を何度も見返して、気持ちが高ぶる、ニヤニヤしてしまう」という手帳にしましょうっていうのが下川手帳の特徴だと思います。
ビジネスにガチガチな手帳もカッコいいと思います。
ほぼ日手帳のように「何もない日も楽しみましょう」というのも好きです。
トラベラーズノートのように、「旅や自由」をテーマにしたものもカッコいい。
MOLESKINE モレスキンのようにある意味伝統的なノートを使ってその気分に浸るのもいい。 下川手帳のように自分が面白いと思えるものをどんどん詰め込んで行く手帳も楽しい。
そんな、自分なりの手帳術をみつけられればいいですね☆