塗装落としって溶剤かければすぐに落ちるものだと思ってた。
VAG化け鯨はグラデーションの塗装が美しいソフビなのですが金色だけ「金黒」のシンプル塗装になっているのでちょっとカスタムしてみたいと思い「塗装落とし」をやってみることにしました。
僕のイメージでは「溶剤」をチョコチョコって塗れば色が落ちるものだと思ってましたが、予想以上になかなか塗装が落ちなくて大変な作業でした。
使用したのはミスターカラーうすめ液。
適量を別容器に取り、筆を使って化け鯨に塗ってみるも塗装が落ちる気配なし。
そこで歯ブラシを使って磨くも全然落ちない。
指でゴシゴシすると落ちてくるので、摩擦力ありそうなタオルを用意してガシガシ磨いていきます。
かなり凹凸の多い形状なので特に後頭部や背中部分は苦労しました。
ちなみに頭と胴体はバラして作業しました。
チョチョっとすぐに終わるだろうと洗面所で作業を開始したのですが、思ったよりも作業は難航し時間がかかったため溶剤の匂いで頭がクラクラしそうでした。
換気には気をつけて作業しましょうね!
狭い部分はタオルの角を使ったり綿棒を使いながら塗装を落としていきました。
胸とお尻部分にある雲のような造形は黒で塗られていたので隙間に黒い塗装が入り込んでしまってます。
化け鯨はCandie Boltonさんの作品です。
金色のお化けスタイルから「骸骨」っぽい雰囲気が出てきました。
金1色であればこのままでも良いかと思ったのですが、胸とお尻に黒い塗装が残っているのでそれがちょっと気になります。
なんならこの上から全体的に黒鉄色で墨入れをしたらカッコイイ雰囲気になるのではないかと思いました。
金と黒の相性はいいので、黒の中にうっすら見える金色の墨入れが化け鯨の造形をさらに引き立てるのではないかと思います。
とりあえずやりたい方向性は見えてきたのですが問題がひとつ。
これを外に持ち出して写真を撮ろうとバッグのサイドポケットに入れておいたらいつの間にかどこかに行ってしまったのです・・・。
塗装落とされていじけてどこかに逃げてしまったのか・・・。
たぶん家の中か車の中のどこかにあるはず!
苦労して塗装落とししたのにどこかに迷子では悲しいので、早いうちに見つけたいです。