ちょっと前に娘がプライムビデオでアニメを見てました。何やら松ぼっくりを拾い、薪を集めてる様子・・・
娘は話の内容はイマイチわからずとも、絵が可愛らしいからこれを見てただけだと思われます。
しかもご丁寧に「松ぼっくりは燃えやすい」だの「薪はキャンプ場によっては自由に使える」だの情報を教えてくれるこのアニメ。
何だろうと思ったら「ゆるキャン△」でした。
名前だけは聞いたことあったけど、プライムビデオにあったんかー!
ってことで、アニメの影響で焚き火に興味を持ったようなのでそれとなく「焚き火・・・やってみる?」なんて娘を誘ってみたら「じゃあ松ぼっくり集めるね!」というのでちょっと焚き火やりに行ってきました。・・・松ぼっくり落ちてないけど。
テントっぽいものがあった方が雰囲気出るだろうと思って、ルクセのミニピーク2をサクッと設営。風よけ程度なら4箇所ペグ打ってポール立てたら完成です。時間にして5分くらい。(張り綱未使用)
焚き火台はスノーピーク焚き火台L、これは組み立てる必要が無い(広げるだけ)だからとても簡単。市販の薪を切らずにそのまま置けるサイズなのもいいね。
周りを見回したらちょうど良い薪発見!
足で折るには太すぎるけど、ノコギリあると楽チンで切断できる。折りたたみノコギリのシルキーゴムボーイを使用。
枯れ草集めてファイヤースターター(現代版火打ち石)で着火。
ナイフでフェザースティックなんぞ作ろうと思ったけど、乾燥した小枝も多くて着火に手間取らなかった。
火がつけば、あとは焚き火を楽しむだけ♪
一応市販の薪も持って行ったけど、一本も使わず拾った薪だけで済んじゃった。
娘が焚き火で「焼きマシュマロをやりたい」というので用意しましたよマシュマロ!!
マシュマロ買ったのはいいんだけど、割り箸とかフォークとか何も用意してなかったわ・・・。マシュマロ刺す棒があればいいんだから、そんなのサクッと作っちまいましょう。
オピネル(炭素鋼)No.8でバトニングするのちょっと怖かったけど、丸太の状態から何とか割れました。ただちょっとリングの可動範囲多くなっちゃったので、バトニングは少なからずダメージあるのでオピネルではもうやりたくない。
バトニングとは、ご存じのかたも多いとは思いますが、改めて書くと、「斧や鉈ではなく、ナイフを木で叩き、マキ割りをする技術」ということになります。
木のササクレがあると怖いので丁寧に全体を丸めました。
あとはこれにマシュマロを刺して焚き火で焼くだけ。
直火でやって2〜3個ほどマシュマロが炭になりました(笑)
炎で直接焼くのではなく炭の熱で焼くとうまくいく!
ほらね!周りはこんがり、中はトロっと。娘も喜んでたくさん食べてた。
せっかく良さげな丸太があるので、これでトラウトフィッシング用のリリーサーの持ち手を作ろうと思い、製作開始☆
今回マタギナガサを忘れたので鉈に頼ることができず、ナイフのバトニングで縦割りしてます。オピネルだと強度的に不安があったので今度はビクトリノックスのファーマーを使用。
オピネルよりも刃厚があるので安心感は多少あるけど、刃のロックはかからない機構なので丸太で刃を叩くと閉じようとして動いてしまい怖いです。
バトニングすることを考えると折畳みナイフではなく一本もののシースナイフが欲しくなりますね。
あとは何も考えずに一心不乱に削り続けます。リリーサーとして腰にぶら下げるので重くなりすぎないよう、そして手で持ったときに持ちやすいように、。(色々考えてるじゃん)
そんなこんなで午後2時をすぎたら風も冷たくなってきたのでササッと片付けて家に帰ってきました。親子で焚き火くさい(煙臭い)と嫁ちゃんに怒られちゃうのですぐにシャワー入ったさ。
今回はとりあえず「焚き火をやってみる」「焼きマシュマロをやってみる」というミッションはクリアできたので次回はまた「あれをやろう」「これをやろう」と娘と話し合って決めたいと思います。
あ、・・・焼き芋やるの・・・忘れてたなぁ・・・。