同級生の友人が発売当時に購入したアンタレス。初代アンタレスですな!
中学生の時なので今から18〜19年前?ある意味ビンテージやないかーい!
僕は当時銀メタ(銀色のメタニウムXT)を使っていましたが、このアンタレスで投げさせて貰ったときに「これは次元が違うぅぅ!」と驚愕したのを今でも覚えています。
友人はその当時から今までほとんど使わずに保管していたようで、ボディ自体に傷もほとんど無くキレイな状態です。最近になって釣りに行く余裕も出てきたということで、いつでも良いコンディションであるようにメンテナンスをすることにしました。
預かってから1・・・2ヶ月くらいたったかな?やろうやろうと思って、やっと僕の重いお尻が持ち上がりました。当初は全て分解してオイル&グリスアップを行おうと思っていたのですが、下手にバラして部品を無くしたり元に戻せなくなっても困るのでクリーニング&オイルアップ程度にしました。
多分使ったのは買ってから数回程度。
レベルワインダー附近に藻の付着が目立ちます。一番汚れやすい部分です。
汚れはサビの原因でもあるし、隙間に挟まったりして動きに悪さをしそうなのでこの辺をクリーニングしていきます。
シャワーの水圧でジャバーっと洗っちまおう・・・と思いましたがやめておきました。(笑)
ギアボックス内に水入ってサビの原因になりますよ!
ここで登場するのがいま世間を騒がせている松居一代考案の松居棒・・・ならぬ山中棒です。割り箸にキッチンペーパー巻いただけ。
先端に適度に水分を含ませて細かい部分に突っ込んで汚れを落としていきます。
もっと狭い部分は爪楊枝でカリカリと。
クリーニングが終わったらスプールを取り出し、軸をキッチンペーパーで磨いてシマノ純正オイルを各ボールベアリング、軸に注油します。
説明書に載ってるような一番シンプルなメンテナンスです(笑)
もともと使用回数が少なくて汚れている部分も少ないし、保管状態が良いからなのかサビも無いし本当にキレイな感じです。
外見と他のパーツはCRC(5-56)を吹いてキッチンペーパーで磨いて完成。とりあえずピカピカにはなりました。
現代のアンタレスと比べたら性能の差はあるのかもしれないけど、それでも状態の良い初期アンタレスだから(投げる腕)さえあればまだまだ立派に使えるはず。
てか、正直欲しい!!
でも僕はやっぱりワインレッドの赤メタこと赤いメタニウムXTが今でも欲しい。
なんで僕が買おうと思った当時に銀メタにモデルチェンジしてしまったんだ・・・。妥協せずに赤メタ探せばよかったなぁ。
とりあえず、どんな道具でも使わないよりは使った方がいい。使うこと自体がメンテナンスでもあるので、これからバンバン活躍してもらいたい初期アンタレスだね!
また久しぶりに釣りに行きてぇー!