夜書く文章・昼間書く文章
※以下はMediumから転載した記事です。
夜書いたラブレターはそのまま投函せず、翌朝に読み返した方がいいってよく言いますよね。
夜書く文章は感情的であったり、自己満足な文章であったり、独りよがりであったり・・・。夜は意識せずとも体も頭も疲れた状態だし、適正な判断ができないのかもしれない。
だけど僕はそれだっていいんじゃないかって思います。
独りよがりだろうと、感情的だろうと、そこから出てきた気持ちは本心だからね。もちろんそれを朝になって読み返したら自分でも「これは恥ずかしい表現だな」って思えるかもしれない。
だけど夜になればその人はそうなっちゃうもんだと思うんだよね。
それを冷静な朝の脳で判断して書き直したところで、結局その人は夜になって頭も体も疲れた状態になれば「夜中に書いたラブレター」と同じような独りよがりで感情的で自己満な人間が出来上がってしまう。
手紙だろうとブログだろうと「昼間に書いても夜中に書いてもそれは全部自分から出た表現だ」ということ。そのまま投稿しちゃっていい。むしろその方が人間性が滲み出るのではないか。
感情的に書いて、朝になって冷静に読んでみたら「これは変だ」って・・・。
いいじゃん!変だって!
面白いじゃん!自分が出てて!
僕は基本的に夜しか書く時間を持てないし、それらを朝になって冷静に判断して投稿する時間がない。無理に時間作ろうと思えばできるかもしれないけど、あえて感情的に自己満でブログ書いて出している節もある。
かっこよくない、ダサい表現しているのも全て自分だから。
「これが基本ですよ」なんて言われちゃうとそれに従わないと間違いな気がしちゃうんだけど、そもそもが間違っていたって構わない。セオリー通りにしないと仲間はずれのようになっちゃうけど、仲間はずれの中にこそ気づきがあったり面白さがある。
昼間だろうと、夜中だろうと、自分から出てきた言葉は全て自分。もっと自分を大切に、もっと素直に表現していけたらもっと楽しいだろうね。