最近また何冊も本を買っているんだけど、多分僕の中では(大人になってから)初めてであろう「絵本」を買ってみました。
Dr.インクの星空キネマ 絵と文:にしのあきひろ
「にしのあきひろ」とはお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんの一番最初に出したという絵本。
まだ途中までしか読んでいないのだけど、同じく西野亮廣さんの著書「魔法のコンパス」の中でこの絵本のことが書かれていて、気になってAmazonで検索してすぐに購入してしまいました。
魔法のコンパス 道なき道の歩き方 西野亮廣 著
以前は「はねるのトびら」でよく見ていたキングコングも最近は全くテレビで見ないなーと思っていたら絵本を描いたりハロウィンのゴーストやっつけたりしてたんですね。
Facebookでフォローしたことで最近の西野さんの活動を知り、西野さんの描く世界観だとか活動や言動などに興味を持つようになりました。
この絵本の内容ですが
どうして星は流れるの?どうして人は夢を見るの?丘の天文台にひとりで暮らすおじいさん、時代遅れのハシゴ屋さん、村人から恐れられているバケモノ、世界中のみんなのために“夢の脚本”を書き続ける人―。それぞれの思いで毎日星空を見上げる孤独な人たちが、小さな幸せを見つける感動のファンタジー。星空を見ることを忘れてしまったあなたへ―。大人が泣く。子供が微笑む。優しさが心に沁みる物語。
大きく4つの物語があり、それらはバラバラのようで「星空」というつながりを持ち、そしてそれらの登場人物たちは直接的・間接的に関わりあいを持っています。絵本としてはボリュームが多く、短編集のような感じです。
全体を通して読むと長編の大きなお話になっており、それぞれの星の人たちが遠いどこかで誰かと関わりを持っているというストーリーが面白いなと思いました。
物語の中では赤・緑・銀といった「色」を強調した表現も出てきますが、絵本の絵は黒一色で描かれているので独特の世界観があります。
この本を描くのに5年かかったと言われていますが、絵の書き込み具合などを見ると相当時間を費やしているのを感じます。子供たちが普段目にするような可愛い絵本の「絵」ではなく、ひとつの柱や壁にしても木目まで細かく描かれ、ちょっと見ただけでは線だらけで何の絵だかわからないくらいの描き込まれようです。
特に「ドンドコ山のバケモノ」の山の中の草木は、鬱蒼と生い茂る感じを黒ペンだけで書かれていて圧巻です。文章を読んでページをめくるのが勿体無いくらいです。この一枚にどれほどの時間がかかっているのか。
逆に、子供から見ると絵の情報量が多すぎてごちゃごちゃしているように見えるかもしれません。黒一色で細かく描かれる線は「星空」をテーマにしていることもあり暗いイメージで怖さを醸し出すかもしれません。
しかし物語の中には実体はあれど複雑すぎて逆に見えにくいほどのバケモノが登場するので怖くは無いかも。
この猫のような「サンポーニャ」がストーリーをつなげてくれます。バラバラの物語が同時進行で進んでいたんだなと気づかせてくれます。
僕はこういった複雑な絵のものが好きです。よーく見ているとこんなところにこんなものが!というのを発見するのが好きです。
この本の「赤いハシゴ」の最初のページに出てくる縦に広がる街とか見ていてすごく楽しいです。「ここに行くにはどこを通るのだろう」「この人は何をしてるのだろう」「この看板は何だろう」1枚の絵からさらなるストーリーが見出せそう。
「ウォーリーを探せ!」とかも人がたくさんいて、この人たちは何してるのかなー?って考えたりするのが好きでした。細かくて複雑な絵はそうした別の面白みがあるのでずっと見てたくなりますね。
今まで文字を読むばかりの読書だったので、これを機に今度は「絵本」の世界にも手を伸ばしてみたくなりました♪
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