少し前に買ったランブルローラーが思いの外いい感じで、ふくらはぎや太ももなど広い範囲で筋肉のコリをほぐしてくれています。
軽く足を乗せるくらいでも「ここがトリガーポイントかぁ!」って場所に入るとそれに伴う関連痛が足全体に来たりして効いているのがよくわかります。僕の場合は特に太ももが硬く張っているような状態なのでローラーの上で体重をかけると悶絶して動けなくなるほどです。
ポールなので線状に広い範囲を刺激してくれますが、トリガーポイントを探る場合は筋肉の表面だけでなく深い部分にあったりするのでそれらを刺激するにはローラーでは役不足です。
よりピンポイントに奥深くトリガーポイントを刺激できるものを探したらこれに行き着きました。
ビースティー・ボールで筋肉の深部を刺激せよ!
ってことでずっと気になっていたこいつを買ってしまいました。
白く半透明(硬さ:ソフト)と、イエロー(硬さ:ハード)の二種類があります。
ランブルローラーは普通の硬さ(ソフト)を購入したのであえてこちらはハードのイエローを選択してみました。
この健康グッズとは思えないようなイラストがいいですよね。
「俺の痛みに耐えられるかな?」って感じの悪どさがにじみ出ています。
ボール本体とそれを固定できる台座が付いています。
乗っかっているだけのように見えますが、ちゃんとハマって抜けないようになっています。
台座に固定することでボール単体で使うより高さを稼げますので、その分より強い刺激を得ることができます。
使い方
基本的には置いてその上に乗ることで自分の体重で押し付けられてマッサージ効果を得るような感じです。僕の個人的な使い方をいくつか書いていきます。
足裏のツボを刺激する
ビースティーボールを置き、立った状態でボールを踏みます。
突起部分が細めなので足のツボをダイレクトに刺激し・・・かなり痛いです。足裏でコロコロ転がしながら体重をかけてみて、「ズーン」と響くような痛みがあればそこを重点的にマッサージするような感じで使います。
テニスボールを踏むよりも、よりピンポイントでツボを刺激するので狙いたい部分を的確に狙えるのが良いです。
ふくらはぎ、太もものマッサージ
腰痛の場合、ふくらはぎ・太もも・臀部(お尻)の筋肉が凝っていると言われます。
それらのトリガーポイントを深く刺激するのに用います。床にビースティーボールを置き、座って(または寝た状態で)足を乗せます。自分の足の重さだけでもかなりの刺激が得られます。
また手に持った状態でふくらはぎや太ももにボールを当てた状態でコロコロ転がすのも気持ちがいいです。
腰、背中、肩のマッサージ
テニスボールなどを使ってマッサージをしてたこともありますが、それよりもよりピンポイントに入り込みます。
特に僕の場合は半年に一回くらいしか肩のだるさを感じませんが、ビースティーボールの肩甲骨周りの刺激は半端ないくらい痛いです。それが健康だから痛みを感じるのか、逆に凝っているから痛みを感じるのかはわからないですが、テニスボールだって痛いのにそれよりさらに刺激的になります。
ビースティボールのソフトはわかりませんが、このイエローのハードはかなりの硬さです。突起の先端を指先で強く押すとわずかに変形しますが、足(かかと)で踏んでもグニャグニャするようなことはありません。サイズもテニスボールくらいの大きさなので持ち運びもしやすいです。
ランブルローラーは小さいサイズでもそれなりの大きさがありますが、ビースティーボールは台座を含めても片手サイズなので旅行に行く際のセルフマッサージ道具としてもオススメです。
僕は足ツボをやるのが好きなので、以前ツボ押しの棒なんかも使ってたりしましたが、これは足裏にしか使うことができないんですよね。じゃあそこでもっと手軽にできるのがゴルフボールだったのですがこれはサイズが小さくて硬くて結構痛い。足裏や太もも、腰や肩に使えるちょうどいい硬さのマッサージボールを探してみるとテニスボールがいい感じです。正直な所値段もお手ごろだし使い勝手が良いです。
でもさらに欲を出すと、「もう少し刺激が欲しい・・・」となるんですね。
だからビースティ・ボールは気になってはいたけど、なかなか買うのに躊躇しました。お値段もちょっと高いしね。(´-ω-`)
それでもやっぱり考えて作られているのがわかるくらい、欲しい刺激を簡単に効率よく得られます。色々あれこれやってみて、それでも「もうちょっと使い勝手のいい刺激的なセルフマッサージの道具」を求めているなら買いではないでしょうか☆