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日記はただの記録ではなく、自分を知るための道しるべ
ここ最近は手帳つながりの記事なので「日記を書くこと」について書きたいと思います。
日記はよく小学校での宿題などでやりましたね。夏休みの絵日記であればノートの半分は絵を描くスペースで、下半分が文章を書くスペース。書くも字数はとても少ないのになかなか書けなかった記憶があります。また、４００字詰めの原稿用紙。あれも書き始めるまでがとても難しい。そして半分もすれば書くことが無くなってしまい苦悩する。
宿題や勉強でやらされていた日記というのは、なかなか苦痛なものでそのせいで日記嫌いになる人もいるんじゃないかなと思います。自分も当時はとても嫌いで、題と名前を書いてからぜんぜん進まず飽きて遊んでしまっていました。
でも自分が社会人になってからは一日を振り返って考えるようになり、「今日やったこと」「起こったこと」「感想」「次回どうするか」を手帳にメモしていたらそれが次への「気づき」になったり、「自分はこういう人なんだ」と見つめられるようになりました。
書く力（著：斎藤 孝）を読んでいて日記のことが書かれていました。
『自分の中の内圧を高める』
書くことは、吐き出すよりはエネルギーを溜める。考えを溜めて自分の中の内圧を高める行為なのである。
自分の考えを吐き出すというのは「話す」ことで、表現するために吐き出すだけなら話すだけでよい。
でも自分と向き合い、考え、思いを掘り下げるというのは伝えたいのに言葉にできないようなモヤモヤ感がありとても辛い作業である。
本当に書きたいことを書くのは、本来、とても辛い作業なのだ。
自分の中でどんどんエネルギーを溜め、内圧を高めていくことで考える力の向上・自己形成に結びつくのである。
そして自分自身と向き合うことで、自分を取り戻す感じになる。
自分を取り戻す手段として日記を「書く」行為は、人に読まれて理解されるというのとは別の次元にある。
書くという行為は、自分を支える行為としてはとても強いものである。それによって、自己確認をして、自分を肯定する力が湧いてくる。
学校で書かされた日記というのは「読まれる」ために書くもので、これから必要な「日記」というのは「自分と対話し、自分を知る」ための日記です。
でも原稿用紙に書いて行くのは苦痛だし、日記帳を買ってまでやるのは大変だなぁと思ってしまいますね。
だからそれを持っている手帳に書いていけばいいと思います☆
思ったことを素直に文字に書き表せる人（書慣れている人）はいいですが、これから始める人や書くのが苦手な人はどうしたらいいでしょうか。巷では日記に関する書籍も色々売ってますが、こんなのはどうでしょう☆
1分間の日記で夢は必ずかなう！ 著：今村 暁
内容はちょっとはしょりますが、書くことは次にあげる５つだけです☆
１、夢・目標（長期・短期）
２、やりたいこと
３、今日の出来事
４、今日の感謝
５、今日の成功法則・学びの言葉
以上！
１と２については朝のうちに書いて、３、４、５は夜に書くといいでしょう。
これを毎日手帳に書いて行きます。
毎日夢や目標を書いて、やりたいことを書く意味があるのか？
夢や目標は1年に1回書けばそれでOKでしょ？
ここがひとつポイントなんですが、一年に一回夢や目標を確認する人と、月に1回夢や目標を確認する人ではどちらの方が夢や目標達成しやすいかが分かると思います。それを成し遂げようと思うなら、いつでもそれを認識していなきゃいけないんですね。
今年はこれをやるぞ！ダイエットするぞ！なんて気合いをいれて書き込んでも、「忘れて」しまっては叶えることができません。
ダイエットする！１０キロ痩せる！って毎日書けば、「食事量を控えよう」「おやつはここでストップ！」「時間があるから歩いてかえろうかな」と考えたり行動したりできます。
書く時間にしても５つしかないのであっという間です。
わざわざ日記に何十分も何時間も費やす必要も無いし、朝のちょっとした時間に「夢と目標」を書いて再確認し、「やりたいこと」を書いてそのために準備すればいいのです。
夜には「今日の出来事」で1日を振り返り、「今日の感謝」で嬉しかったことを書き、今度は自分が相手に何をできるかを考える。そして「今日の成功法則・学びの言葉」から、何をどうするとうまくいくのか、「先輩から言われたこんな言葉が心に残った」ということを書き日々成長していく。
成長っていうのもある日をきっかけに伸びるのではなく、毎日のちょっとした積み重ねで「気づいたら成長していた」となりますね。その成長に気づくのも毎日の日記があればこそです。
さぁみんな！書店の手帳コーナーに行って来年の手帳を探そうぜ☆
自分をどんどん磨いていこうぜ☆ (`・ω・´)
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